【田舎めし】進化したピリ辛キーマカレー
腹が満たせればいい
料理は火と通せばいい
「食」に対して全く関心が無かったわたしが、
現代アート作家の師匠と出会い、改心した。
「食」は人間生活にかかせないもの。
その人の価値観、生活状況、心身の調子、文化を反映するものだと気がついたのだ。
現在、岐阜県恵那市飯地町という緑豊かな場所で生活しながらアート活動をする私が、
「食」について考えるため、日々の食事を記録する。
今日の夕食は、おなかに優しいものにしようと思っていたのに、
昨日誤って解凍したひき肉が残っていた。
どうしても、今日中に使わなくてはいけない。
仕方ないので、キーマカレーにした。
作りかたは簡単。
野菜を細かく切り、ひき肉といっしょに炒め、トマトソースとキーマカレーの粉を入れて混ぜるだけ。
ただ、今回はちょこっと入れるものを変えた。
まず、トマトソースを使う代わりに、トマト麹を入れた。
トマト麹は、先日お客さんから教えていただきながら作ったもの。
普通のトマトソースより、旨みがある。
さらに、スパイスとして、炒めたニンニクと鷹の爪を入れた。
やっぱり、冬は辛いものが食べたくなる。
また、いつもは白米を使っていたが、今回は玄米にした。
玄米は、飯地町の方からいただいたもので、プチプチした食感がたまらない。
これがまた、カレーに合うのだ。
玄米を若干まるく盛ったら、上にキーマカレーをのせる。
そして、チーズをぱらぱらっとトッピングして、電子レンジでチーズを溶かしたら完成!
これだけでも十分美味しいが、ここでもう一手間!
さらなるトッピング用に、生卵を一つつけた。
さて、自家製梅酒を添えて、「いただきます!」。
まずは、卵をのせずにそのまま食べた。
うんめーーーーー
熱々でぴっりっと辛いキーマカレーに、まろやかなチーズがとろりと絡まる。
そして、トマト麹やニンニクのおかげなのか、うま味がしっかり効いている。
こいつは、罪深い。
合わせて飲んだ、自家製梅酒もさっぱり美味しい。
体が急にぽかぽかしてきた。
半分くらいまで食べると、味変をしたくなる。
真ん中をへこませて、生卵をのせ、すぐ混ぜる。
これまた、うめえ。
辛いカレーに、チーズと生卵が加わって、さらにまろやかに。
食べ終わる頃には、スパイスとお酒のおかげでフラフラになっていた。
珍しく酔ったか?
頭がクラクラになったが、それでも美味しかった。
次回も絶対やろう。
現代アート作家・日比野貴之のnoteはこちら。
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