腰痛の85%は原因不明!?~「認知行動療法のススメ」/連載コラム vol.17
※初出:岩手日報ぽらん(2015年8月号)掲載、「プロが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。
読者の皆様こんにちは。
私は『国際基準カイロプラクター』にして
『姿勢科学士®』の小野寺デス。
少し前の話になりますが
『日本整形外科学会・
日本腰痛学会』の監修で
『腰痛診療ガイドライン』が
2012年に発表されました。
その中でも
当時
新聞をはじめとするマスコミで
驚きをもって報道されたのが
整形外科を訪れる腰痛患者の85%が
原因の分からない『非特異的腰痛』に分類される
…との報告でした。
つまり
腰痛で病院へ行っても
整形外科の観点では
その85%が原因を特定できず
最善の治療を受けられない可能性がある
…という事なのです!!
それでは
国民の
4分の1を占める(約2800万人)という
腰痛患者はどうすればよいのでしょうか??
そこで注目されるのが
某公共放送でも最近になって取り上げられ
前述のガイドラインでも
『強く推奨する治療法』と明記されている
『認知行動療法』です。
これは簡単に言えば
『諸症状に対する正しい知識を持つ事で
考え方の偏りを直し
行動の仕方を変えていく』療法で
実際に英語圏の国々で
大きな成果を挙げています。
しかし日本では
『保険適用外』である事や
『専門家不足』などの理由で
残念ながら普及していないのが実情です。
そんな現状に一石を投じようと
我々『姿勢医学®の専門家』が
20年以上前から力を入れているのが
『健康講座』。
正しい知識が身体を守る…とは
まさにこの事なのです!!
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