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【新訳五臓六腑解説】

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鍼灸師の私が、東洋医学の「五臓六腑」という、臓器の働きを、私独自の解釈を入れて説明する、【新訳五臓六腑解説】 日頃意識しない「内臓」に目を向けていただき、みなさんの日々の生活に…
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「胆」は「裁判官」「決断」「ちょうつがい」【新訳五臓六腑解説⑦】

「胆」は「裁判官」「決断」「ちょうつがい」【新訳五臓六腑解説⑦】

「胆」について書かせていただきます。

きっと、「胆」と聞いても、「胆嚢」と聞いても、多くの人は何をやっているところなのかわからないのではないでしょうか?

まずは、西洋医学的な胆嚢の働きから説明して、東洋医学的な考え方を説明していきますね。

胆嚢の働き胆嚢の働きは、肝臓で生成された胆汁という消化液を貯め、お肉を食べた際など、脂肪を分解するために胆汁を出す量をコントロールすること。

胆汁は、脂

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「胃」は「発酵」「降濁」「精神不安定の原因」【新訳五臓六腑解説⑥】

「胃」は「発酵」「降濁」「精神不安定の原因」【新訳五臓六腑解説⑥】

【新訳五臓六腑解説】で、「五臓」について一通り終わったので、「六腑」の解説に移っていきたいと思います。

たぶん、最初に話さなくてはいけなかったところなのですが…

そもそも「五臓」の「臓」と、「六腑」の「腑」って、どこが違うの?っていうところから説明させていただきます。

「五臓」と「六腑」の違い「五臓」は、教科書的な書き方を引用すると「精気を蔵して瀉さず」と書いてあるのですが、気をもらさないで

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「肝」は「将軍」「疲れを取る臓器」「怒り」「筋を主る」【新訳五臓六腑解説⑤】

「肝」は「将軍」「疲れを取る臓器」「怒り」「筋を主る」【新訳五臓六腑解説⑤】

「肝」の解説です。

「肝」は「疲れを取る臓器」「肝臓」と聞くと、多くの人はきっと「アルコール分解」と頭の中に思い浮かぶはず。

私も、日々人のからだを診ていて「これは肝臓の症状ですね」とお伝えすると、「えっ、お酒はまったく飲まないんですよ」という答えが返ってくる経験がよくあります。

東洋医学的には、肝臓は「疲れを取る臓器」という側面があるんです。

血を一旦肝臓にため込んで、肝の働きによって濁

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私が【新訳五臓六腑解説】に込めた思い…「玄奘三蔵法師」「薬師寺」「不東」

私が【新訳五臓六腑解説】に込めた思い…「玄奘三蔵法師」「薬師寺」「不東」

私が、私なりの解釈を含めて、東洋医学が考える内臓のシステム「五臓六腑」を説明する、【新訳五臓六腑解説】

私がなぜ「新訳」とつけたのか?【新訳五臓六腑解説】にかける私の思いについて書かせていただきたいんです。

最初に思い浮かんだ「超訳」シリーズに題名をつけるにあたり、一番最初に思い浮かんだのが「超訳」だったんです。

最近、書店などでニーチェのことばや、ブッダのことばなどの本に「超訳」とついてい

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「肺」は「気や水を巡らせる」「皮膚を主る」「悲しみ」「繊細」【新訳五臓六腑解説④】

「肺」は「気や水を巡らせる」「皮膚を主る」「悲しみ」「繊細」【新訳五臓六腑解説④】

「肺」の解説です!

東洋医学が考える「呼吸」のイメージ西洋医学的な解釈だと、肺は「呼吸」に関係していることは、多くの方はわかっているはず。

東洋医学の呼吸のイメージなのですが、呼吸は「気」を作るのに重要なので、まずは東洋医学が考える、気の生成のイメージを持っていただきたいんです。

「腎」の説明で、気の生成を料理に例えました。

もう一度簡単に説明すると、料理を作るのに、鍋があって、ガスコン

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「腎」は「熱源」「若さの泉」「水と火、両方の性質をもつ」【新訳五臓六腑解説①】

「腎」は「熱源」「若さの泉」「水と火、両方の性質をもつ」【新訳五臓六腑解説①】

私、以前からブログを書いていたのですが、自分は「これだけは書かない!」と、こころに決めていたことがあるんです。

私が書かないと決めていたのは、「東洋医学の教科書をまとめたような文章」

五臓六腑(東洋医学的な臓器の総称)の解説を、一度も書いたことがないんです…

東洋医学的な用語の説明も書いたことがないです。「気とは何か?」とか「肝鬱気滞について」とか。

…私が書かなくても、まとめるのが上手な

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「脾」は「気、血を生む」「智恵の源」「内臓を持ち上げる」【新訳五臓六腑解説②】

「脾」は「気、血を生む」「智恵の源」「内臓を持ち上げる」【新訳五臓六腑解説②】

東洋医学が考える「五臓六腑」を、私、独自の解釈を含めてまとめた【新訳五臓六腑解説】の二回目。

今回は「脾」の解説です!

「えっ!脾って何?」
いきなり「えっ!脾って何?」と思った方も多いはず。

「脾」は西洋医学的な「脾臓」とは違うんです。

ちなみに「脾」は「ひ」と読みます。

江戸時代、日本でも解剖学が発達して、杉田玄白さんや、前野良沢さんが、オランダの『ターヘルアナトミア』という本を見な

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「心」は「王様」「指揮者」「こころのより処」「自分らしさを生む」【新訳五臓六腑解説③】

「心」は「王様」「指揮者」「こころのより処」「自分らしさを生む」【新訳五臓六腑解説③】

東洋医学が考える「五臓六腑」を、私、独自の解釈を含めてまとめた【新訳五臓六腑解説】の三回目です。

今回は「心」の解説です。

「心」は「王様」であり「指揮者」西洋医学的には、心臓はポンプのような働きがあって、血液を全身に行き渡らせるイメージがあるかと思うのですが、東洋医学の「心」のとらえ方は、単純な血を巡らす働きだけではないんです。

五臓六腑の中で、最も大切なのが「心」

よく「君主」に例えら

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