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この世で一番美味しい焼きそば
このコラムを継続してきて、同様の内容をブログにて配信しているのですが、多くの方に読まれて意外と好評だったのが「たまに食べたくなる辛い物」と題した宮崎のご当地B級グルメの辛麺についての話。
ブログなので写真も掲載しましたから、ある意味飯テロ的な評価を得られたのだと認識しています。
かれこれ20回以上引越しをしてきていますから、ざっくり割り返してみてもこの歳になるまで2年足らず滞在したら次の街へと転々としてきたことになります。
そういった環境の中でもどの地域に行ってもそれなりに楽しんできた要素としては、性格的なものもありますが、もうひとつは食べることが好きというのもあります。
それぞれの地域に、そこに住まないと出会えないご当地グルメがあります。
そんな中でもやはり庶民派のB級がいいですよね。
身近な感覚で、手軽に食べられるもの。
枕が長くなりましたが、今回紹介したいのは「日田焼きそば」について。
これは、大分は日田天領水で有名な水郷の街、日田発祥のB級グルメです。
使用している具材はいたってシンプルで、太麺のちゃんぽん麺にもやしと長ネギと豚バラ、これだけです。
最大の特徴は、ちゃんぽん麺を茹でた後に鉄板で片面をカリッカリに焼き上げること。
焼き上げるのにラードを使用するのも特徴ですね。
レシピはこちら
長ネギは半分くらいを斜め切りに。
もやしは一袋全部。
豚バラ肉は1人前だと3枚くらいと細長く斜め切りに。
味付けのソースも簡単に作れます。
まずは酒を大さじ1杯。それから醤油も大さじ1杯。そして市販の焼きそばソースを大さじ4杯。あとはこれを混ぜ合わせるだけです。
では、作り始めましょう。
湯煎して溶かしたラード大さじ1杯をホットプレートに塗ったら、その上に切った豚バラ肉を山の形に積み上げます。
動かさずに片面をカリカリに焼き上げます。
同時に40秒ほど茹でたちゃんぽん麺を、この豚バラ肉の山の上に被せます。
ホットプレートだと強のままで10分放置。
フライパンでガスコンロの場合でも中火で5分くらい放置します。
ひっくり返す直前には、再びラードを大さじ3杯くらい麺の上にまんべんなく回しかけます。
いざひっくり返すと、お好み焼きのようにお肉と麺の片面だけがカリッカリあつあつの状態に。
そのまま反対の面を5分ほど焼いたら、切った長ネギともやしを投入。
ここもポイントで、投入した野菜の上にきつね色にこんがりと焦げ目のついたお肉と麺の塊を乗っけます。
そして、その上から作ったソースをドバァっとかけます。
あとは、優しく、まんべんなく固まった麺をほぐしていく作業です。
ほぐしながら、下から野菜と麺をすくい上げては上にかぶせて、また下からすくい上げては上にかぶせての繰り返し。
麺の固まった部分がなくなったら完成です。
私はここに生卵を落として、混ぜ合わせながら食べるのが好みです。
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紅ショウガもサイドに付け足すと酸味が絶妙なアクセントになりますね。
食べると必ずビールが欲しくなること請け合い。
九州は専門店も多くあるですが、なぜかお店は郊外ばかりのため、車だと飲めないのが残念でならないところ。
興味がある方は、「想夫恋」や「日田焼きそば」で検索をしてみてください。
作り方の動画はこの辺りをご参考に
他のレシピはこの辺りをご参考に
これを超える焼きそばには、まだ出会ったことはありません。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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