冬を楽しむー焼き芋焼き芋さつま芋の話|鹿児島便り
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。先日出張に行っておりまして、その際に「からいも飴」をお土産で持参いたしました。気に入っていただけたみたいで、ひとしきり「からいも」について話をしたので、今日は「からいも飴」から「さつま芋」のお話を書こうと思います。
からいも飴って知っていますか?
「からいも飴はやっぱい冨士屋あめです~」というCMを耳にしたことがありますか?もしかしたら、無い方が多いかな(笑)
冨士屋あめ本舗さんは、鹿児島県で明治19年創業。その冨士屋あめ本舗さんが作っている飴の一つです。
昔はこの飴か、ボンタンアメか兵六餅を祖父母がどこからともなく出してきて、一粒くれたのです。
今でも、地元もコンビニやスーパーでは、販売されていますが、このパッケージのからいも飴は、空港や駅の方が探しやすいかもしれません。
ほんのり甘い、かなり固いキャラメルみたいなイメージかな。
そこそこ食べた後で、「からいも」が「さつまいも」の事だと知ったので、芋らしい味は、言われなければさほど気にならないかもしれません。
「からいも」は「さつま芋」のこと
からいも飴をお土産で渡したら、いたく気に入ってくださったのですが、そこからのやり取りで、「からいもって、さつま芋のことだったんだ。」と言われて、おやおやと思ったのです。
そう、「からいも」は「さつま芋」の事を指しています。
鹿児島では、さつま芋の事を「さつま芋」とは呼ばず、「からいも」や「かんしょ」と呼ぶことの方が多いです。その理由は、さつま芋が鹿児島へ伝来したルーツと関係があるようです。
琉球から伝来のものが、鹿児島県に伝わって主要な特産品となったので、鹿児島の人にとっては「さつまの芋」ではなくて「唐(中国)のいも」だったんですね。
そうそう、「さつまあげ」も多分、生粋の鹿児島の人は「つけあげ」と呼びます。(「さつまあげ」と地元鹿児島県で呼ぶ人がどれくらいいるかな?)そう、さつま揚げのもともとのルーツも沖縄(琉球)にあるようです。
さつま芋いろいろ
さつま芋には、様々な品種があります。
「鳴門金時(徳島県)や「安納芋(種子島)」など、各地で品種改良もすすんでいますね。
我が家に現在あるのは、「紅はるか」と「紅さつま」です。近所の道の駅で買ってきたり、いただいたりしました(笑)
見た目はどちらも、さつまいもらしい姿なのですが、味が微妙に違います。
「紅はるか」は、ねっとりしていて甘味が強い。
「紅さつま」は、ほくほくしていて芋らしい味わいがあります。
新しい品種も続々登場!
私の最近の朝のルーティンは、まず「声優とラジオ体操」というラジオ体操のお部屋でラジオ体操をした後、「逆引きニュース探索#マスクの小人」さんのお部屋へ行きます。
そのニュースの中で、さつまいもの新品種についての記事をご紹介いただきました。
さつまいもの生産ランキングの上位の茨城県で開発された品種だそうで、収穫後から甘い!というのが特徴です。
さつまいもは、収穫から半年ほど貯蔵すると甘味が増すと言われていますので、収穫後すぐに店頭に並んで、直ぐに美味しいさつまいもが食べられるというのは、興味深いですよね。
食はその土地の植生を表すということで
なんだか、さつまいもネタで非常に長くなりました(笑)他にも書きたいことがたくさんあるのですが、ちょっとまた改めようと思います。
「食はその土地の植生を表す」と言います。(←誰が言ったか。私か?)とても面白いので調べていくと深く深く沼にはまり込んでいきます。
こちらも鹿児島のお菓子のお話・・・
暮らしに根付いた植物のお話しとか・・・
お酒も植生と関係があるのよ。とか・・・
良かったら、そんな観点から植物のこと、その土地でよく食べられている食物とか、調べてみたら面白いですよ。
今日も長くなってしいまいました。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。