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樹になる気になる実のなる樹ー阿久根文旦、ボンタンの食べ方

こんにちは!ガーデンプランナーのhacoです。
冬になると、こたつでみかん🍊が定番だと思いますが、私の暮らす鹿児島の阿久根市には、阿久根文旦という、でっかい柑橘があります。

こたつと文旦。は、私が小さい頃からの定番で、小学生の息子も大好きです。

文旦とは

文旦(ブンタン、ボンタン)
ミカン科ミカン属
標準和名.ザボン

こちらは、文旦の改良品種。
サワーポメロ。



日本に伝わった際のお話

日本には1688年(元禄元年)から1780年(安永9年)の間に伝来したとされる。一説では広東と長崎を行き来する貿易船が難破して阿久根に漂着し、船長の謝文旦から救助のお礼に贈られたという。
Wikipedia

このお話、実は日曜日のサザエさんの始まる前のCMで流れるんです。鹿児島だけだと思います。

文旦の皮のむき方

以前、お友達にお土産に渡したら『この大きな柑橘の剥き方がわからない。』と言われました。
というわけで、文旦の剥き方をご紹介しましょう。

弟の家の庭で採れた文旦。
傷はありますが無農薬です。


①ヘタの部分と底の部分を包丁で落とします。

②カットした部分に、丸く包丁を入れます。上下とも。

③②のところを上下つなげるように、包丁を何箇所か入れます。

包丁の深さは大体2センチくらいです。

④切り込みに指を入れて、剥いていきます!ちょっと力が要るかもしれません。

ボンタンの皮の内側はふかふかしてます。
全部剥くと、こんな感じです。

⑤薄皮を剥いたら、中の種を取り除いて食べます!

文旦の楽しみ方

文旦は、そのまま食べると、温州みかんのような甘みというより、味はグレープフルーツに似ていると思います。

サラダや和え物に

先日は、サラダに入っていてすっきりした文旦の味がとても合っていました。

阿久根文旦サラダとキッシュとポタージュ

皮はボンタン漬け

阿久根市の特産品としても、ボンタン漬けは有名です。
実際に、見ていただいたように文旦の皮はとても分厚いですよね。阿久根のボンタン漬けの作り方がYouTubeにありましたので、興味ある方はご覧ください。

ボンタン飴は鹿児島生まれ

ボンタン飴を懐かしいと思う方は、たくさんいらっしゃるみたいです。
今でも製造されていて、鹿児島県内のコンビニでも店舗によっては取り扱いがありますし、道の駅などのお土産屋さんでも販売されています。

ボンタン飴を作っているのセイカ食品は、創業100年を超える鹿児島では有名な企業です。

あ、サザエさんのスポンサーがセイカ食品で、サザエさんのはじまる前の、文旦のお話のCMは、正確にはボンタン飴のCMだったかも。

ボンタンの楽しみ方 番外編

お隣の町、阿久根市では冬になると温泉にボンタンが浮かびます!
そして、全国の銭湯でもボンタン湯が楽しめたりします。このニュースを見かけると、冬だなぁ。と思うのです。

柑橘の爽やかな香りは、リラックス効果や、気分を前向きにする効果もあると言われています。もしも機会がありましたら、ボンタン湯、お試しください。


まとめ

ザーッと文旦について書きました。私に文旦を手渡され、睨めっこしていた友達は、これで文旦を食べることが出来るはず!
そう信じて、今日はここまで。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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