はちくんの最新の現状について
13日(水)に、はちくんはドッグドック的な全身検査をしてもらいました。
項目としては血圧測定、心電図、レントゲン(胸部・腹部)、血液検査(生化学19項目、CBC)、尿検査、糞便検査、エコー検査(胸部+腹部)という内容でした。
結論から言いますと、心臓、肝臓、膵臓、そして気管に問題があるということがわかりました。ただしかし以前通っていた病院での診断との温度差が大きくあり、今すぐ投薬治療という話ではなく、要経過観察という診断が下されました。今から一生お薬を飲ませないといけない!というのと、もしかしたらいつかお薬の力が必要になってくるかもしれないけどというのでは全然違いますよね。ホッとした部分もあり、気持ちが引き締まるというか現状をしっかり把握できてよかったと思います。楽観も悲観もせずに受け止めてどう対策をしていこうかと考えられています。
心臓について
少し前まで通っていた病院では僧帽弁閉鎖不全症ステージB2という診断でした。この病は軽い方から言いますとステージがA、B1、B2、C、Dの5段階に分類され、特に小型犬に多く発症がみられ多くの犬種が生まれた時からステージAとみなされるそうです。ステージB1では無症状ながら心雑音がある段階、ステージB2になると心拡大が発生し投薬治療開始となりす。
B2という診断にはある3つの数値が全て基準値以上に該当する必要があるのですが、はちくんの現状は2つの数値が基準値以上を示していました。
実は前の病院での検査結果の資料をみて、どうみても2つしか揃ってないですよね、誤診ですね。って今の先生はおっしゃっていて、今回の検査結果でもやはりステージはB1、投薬治療の段階には至っていないという結論が出ました。ただしかし新しい問題点も見つかりました。僧帽弁の他に三尖弁でも血液の逆流がエコー検査で認められました。左心房、右心房ともに不具合があるということになりますね。その逆流が心雑音となって表れているとのことでした。
弁自体は形もしっかりしていて、逆流はあるものの閉じることも出来ているので、心臓は3ヶ月に1回エコーを撮って経過をみていくことになりました。その中で先程の3つの数値に注視していくことになります。たしか心臓の収縮時と拡大時の直径をみることが大事なのだそうです。
肝臓について
肝臓の数値、ALT、ALPという2つの値が悪い(高い)というのは今までの病院での検査結果と同様に今回も数値が高かったです。その原因が何か判りました。エコー検査で胆嚢の状態を診たところ、胆嚢粘液嚢腫とうもので、胆嚢にゼリー状のものが溜まってしまっている状態でした。
ただこちらも今すぐ投薬というレベルではなく、コレステロール値や中性脂肪の値は正常値だったというので、まずは今一度食事の内容、例えば減塩のものにするとか、あと脂質の低い物というアドバイスをいただきました。実際にこれまでもヘルシーウェイトのドッグフードを与えていたのですが減塩という発想がなかったので同じシリーズのフードでよりナトリウムの低いフードにしてみて、1ヶ月後にもう一度血液検査をしてそれでも高いようだったらウルソというお薬を飲んでみることになりました。
膵臓について
膵臓に結節性過形成というできものがあるそうです。こちらも心臓と同様に定期的なエコー検査で経過を診ていくことになります。
気管について
レントゲンの検査で気管虚脱がみられました。気管が狭まってしまっているようです。今後咳とか出るようになってきたら考えていきましょうということで、今はまず気管に負担がかからないようにお洋服を着たとき用のハーネスが気管あたりに当たっている気がするのでその辺りをまず対策かなと思います。
尿検査にて
なんだか比重が良くないということのようです。つまり薄いということでお水は1日300ml前後飲むのですが、もしかしたら腎臓が悪いかも?ということでしたので、こちらに関しては来週再検査です。はちくんのおしっこだけ採取して来院します。
まとめ
なんだか羅列してみますとガーン😨ってなりそうなものですが、はちくん自身はとても元気ですし、年齢も年明けて1月で9歳になりますから、人間同様に50代にもなりますと色々と不具合が見つかるものですよね。
今回の検査結果を踏まえて、まずは日々の呼吸数を数えること、吸って吐いてで1回として1分間あたり、だいたい今は22〜25回くらいですが、30回を越えた時にはすぐ診察が必要のようです。呼吸数で心臓が機能しているのかの傾向を掴むことが大切ですね。そしてお水の飲む量もチェックしていきます。あとは適度なお散歩ですね!心臓も筋肉ですから適度に動かして機能を維持していくことと、関節部にもお散歩は大事ですね。ただ激しく走らせることは良くないそうなので、広い公園をゆった〜りと歩いていきたいですね!はちくんは気分が上がるとズンズン進んで行きます😍
トリミングも行ってきました😍
6月に心臓の病気を知り、ここnoteに綴りましたところ、励ましのお言葉をいっぱいいただいてとても有り難く思いました。前向きな気持ちと覚悟がわきました。その節はそしていつも本当にありがとうございます😭
この度また改めて検査したことで出された結果も信頼に足りるものとなったかと思います。とても難しい問題だと思うのですが、どうしても病院というものは営利という側面もあるものだと思います。ただ言われるままに受けるのではなく患者側はその治療は妥当なのかをしっかり考える必要がありますね。またこれからだって常にそういう意識を働かせて向き合うところだと思います。