自分を好きになりたい。を読んで
こんにちは!
過食嘔吐歴12年のりんさんです。
最近は自己否定で、承認欲求が強くネガティブな性格に
向き合おうと、本を読んでいます。
今日は、わたなべぽんさんの『自分を好きになりたい。
自己肯定感をあげるためにやってみたこと』(幻冬舎)
を読んだ感想を書きます。
◼️あらすじ
作者のわたなべぽんさん自身が、自分を好きになるために、
自分を好きになれない原因だと考えられる
実母との関係を振り返り、
過去の自分がやりたかったけどできなかったことに
挑戦する過程を描いた漫画です。
その過程では、子供の頃の小さいぽんさんが出てきて
その子の気持ちに耳を傾け、それに応えるようにして、
一つ一つをクリアしています。
◼️感想
漫画なので、しんどい内容でも最後には
なんだかほっこりして、絵の力ってすごいな~と思いました。
より、ぽんさんの感情が伝わってくる感じがして、
所々で自分とリンクし、泣きながら読みました。
コラム的なページにある、
「実は自分が嫌いなんですあるある」は
ほとんど当てはまっていて、分かる~の連発です!
どうせわたしなんて
自ら損をする
一瞬自分のことを笑われているのか不安になる
スマホに夢中なひとつを演じて気付かないふり
などなど。
ぽんさんが代弁してくれて心が軽くなりました。
ぽんさんの場合は、お母さんとの関係が原因でしたが、
私の場合は母と姉との関係が原因だと思います。
(いつか書きますね、)
残念ながら、ぽんさんのように小さいわたしが出てきたり、
小さい頃にしたかったことが具体的に思い浮かんだりはしないので
すぐに真似はできなさそうですが、参考にはなりました。
小さい頃の記憶ともう少し向き合い深掘りすると
変わるのかな~と思ったり。
小さいりんさんが出てくるのを待ってみます!
また、ぽんさんの夫君がとても素敵です。
関係性も素敵で憧れます。
きっと、夫君の存在もあって、
自分のことを好きになることに長期間チャレンジできたんだろうな。と羨ましいです。
私は今パートナーがおらず、前の彼に自己否定的でネガティブなところを指摘されたことがあるので
恋愛に消極的で少し怖いとも思います。
よき理解者に巡り会えたらいいなーとは思いますが、
それは利己的で、過食嘔吐やこの性格を克服してから
でないと相手もしんどいはずだと、もじもじ。
はやく抜け出せるといいです。
◼️心に残った言葉が2つ
つらかったことまで人と比べなくてもいい
つらかった気持ちに嘘をつかなくてもいい
わたしはよく、私よりつらい人はたくさんいる。
と思っていました。
母と姉との関係は複雑ではありますが
愛情は注いでもらっていたと思います。
お金に困ったことも、何かを制限されたこともないです。
なので、なぜ母と姉との関係のことを
まだ引きずっているのか、蹴りをつけられないのか
頑固な自分が、鬱陶しいです。
でも、この言葉ではっとしました。
周りはどうであれ、私自身が辛かったんだから
辛かったのですね。
辛かったと認めます。
自分だけは自分の味方になって。
結局、わたしを一番見下していたのは私自身
もう自分をいじめるのはやめよう。
どうせ私がやっても~なはず。
今日も全然ダメだった。
いいところが無さすぎてあきれる。
ブス、デプ。
今まで自分を否定してきたけど、それは誰に言われた訳ではなく
自分が率先してやってきたことでした。
わたしのことを一番いじめて、信じず、見放してきたのは
わたしなのですよね。
自分の味方になるって、灯台もと暗しでした。
否定的な性格が強くでてきたときにまた読み返したいです。
あと、小さなりんさんに会えて、過去と向き合えますように。