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#年金

年金相談員

年金相談員

前書き

社会保険労務士の業務の1つとして、公的年金(国民年金や厚生年金)についての相談業務があります。
事務所を開いて相談を受け付ける社労士もいれば、年金事務所や街角の年金相談センター(以下街角)で窓口業務を受託するというケースも存在します。

R4年4月に年金相談員として年金事務所で40時間ほど研修(OJT)を受けさせていただきましたので、そのときのことを自分の備忘録兼年金相談員にトライしてみ

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年金教えて社労士さん~バックナンバー~

年金教えて社労士さん~バックナンバー~

僕の記事でも取り上げさせていただいている、神戸新聞の「年金教えて社労士さん」

社労士登録の情報収集で兵庫県社労士会のHPを見ていたらバックナンバーを発見しました!

バックナンバーのリンクはこちら(社労士会のHP)です!

こんな感じのレイアウトです。

欲を言えば、取り扱った内容も入れてほしかった…w

ということで内容を一覧化してみました。

①繰上受給
②特別支給の老齢厚生年金
③遺族年金

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年金教えて社労士さん~「時効特例給付」

年金教えて社労士さん~「時効特例給付」

4.26の神戸新聞夕刊より
年金教えて社労士さん~「時効特例給付」って何?

を取り上げたいと思います。

記事では「時効特例給付支払決定通知書」が届いたことから書き始められていました。

「時効特例給付」ってなんぞ??聞いたことないぞ!
となりますねw

厚労省のHPより制度の概要を貼っておきます。

宙に浮いた年金青く塗った部分に注目です。

テレビニュースにも取り上げられた「宙に浮いた年金」

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イデコの加入要件

イデコの加入要件

イデコの加入要件です。

20歳以上でないと加入できないと思っていましたが、実際は異なるようです。

イデコのパンフレットより

加入区分の中央「国民年金の第二号被保険者」です。

厚生年金を掛けている会社員や公務員のことになります。

この方々は20歳未満でもイデコに加入できるようです。

年金の加入と聞くと、20歳からと思われがちですが、18歳でも年金加入者になり得るということです。

ちょっ

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生命保険に加入する考え方

生命保険に加入する考え方

Twitterで保険に入るか考えてる方がいたので、民間の保険に入るときのチェックポイントを書いていきます。
注:FPや元生命保険の募集人として経験してきたうえでの個人的な考え方です。

①家族構成家族構成によって加入した方がいい保険は変わってきます。
例:独身の時は生存保障の保険がいい。死亡保障はなしor少額でよい

②収支そもそも収支が赤字だと掛金を払えません。(当然ですねw
加入するにしても続

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年金教えて社労士さん~離婚で厚生年金はどうなる~

年金教えて社労士さん~離婚で厚生年金はどうなる~

2週間に1度のこの話題です。

2/8神戸新聞夕刊の特集です。

厚生年金の離婚時分割制度この制度は世間的にはあまり知られていないように感じます。

合意分割と強制分割の2種類存在します。

神戸新聞では合意分割について触れていたので、今回は合意分割を見ていきます。

合意分割・対象者
夫婦ともに厚生年金に加入していること

・分割期間
婚姻していた日から離婚した日まで(H19年4月1日以降の離婚

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2020年のイデコの結果

2020年のイデコの結果

イデコの資産状況報告書(2020年分)が届きました。

2020年の結果を端的に表すと…
1月~2月コロナの影響が出始める
3月~4月コロナの悪影響が大きくなる(3月が大底)
5月~6月コロナから回復し始める
7月~8月同上
9月~10月下落(コロナ???)
11月~12月少し回復

一言でいうと
「コロナ」
ですね!!!!!!!

利回りグラフを貼っておきます。

2月3月の落ち方がえぐい…

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年金教えて社労士さん~産休・育休中の保険料の支払いは?

年金教えて社労士さん~産休・育休中の保険料の支払いは?

神戸新聞夕刊にて毎月第二第四月曜日に連載中の「年金教えて社労士さん」。

昨日(2021.01.25)の連載内容は産休・育休中の保険料支払いについてでした。

神戸新聞のHPにて動画が公開されています。

動画の右側に出てくるフリップが非常にわかりやすいと思います。

詳しい解説は動画をご覧ください。

僕はこの制度の注意点を見ていきたいと思います。

注意点①こどもが3歳に達するまでの育休が対象

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年金 教えて 社労士さん2

年金 教えて 社労士さん2

こんばんは。
今日の話題は年金です。
「年金教えて社労士さん」が昨日の神戸新聞夕刊の特集に載っていました。

神戸新聞NEXTの動画
今回は年金の増やし方についてです。
2分少々と短いので、ぜひご覧ください。

動画を観る時間のない忙しい方向けの動画ポイントメモ!
<過去>国民年金の未納・免除がある人は、保険料を後納や追納する
<今~将来>厚生年金になるべく長く加入する
<受取時>65歳以降繰り下

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財政から見る社会保障2

財政から見る社会保障2

財政から見る社会保障シリーズ(?)です。
前回は社会保障全体の収支について見てみました。
2回目の今回は「年金」に焦点を当てていこうと思います。

保険料公的年金の保険料ですが、被保険者種類(加入している年金制度)によって異なります。
種類は3つです。

1.第1号被保険者(自営業、フリーランス、学生等)
2.第2号被保険者(会社員、公務員等の厚生年金加入者)
3.第3号被保険者(第2号被保険者の

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財政から見る社会保障

財政から見る社会保障

健康保険の自己負担割合の記事を書いてるときにこのテーマ(財政)について書いてみたいなと思ったので書いてみます。
固い内容ですが、これからの日本で生きていくうえで知っておいたほうが良いと思います。

資料資料はこちら(PDF)

財務省のH30年度分の資料からです。
H30年より新しい資料は少し探してみたのですが見つかりませんでした。

開いてびっくり、なんと100ページ越えの量です。
僕も全部読ん

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「年金 教えて 社労士さん」

「年金 教えて 社労士さん」

神戸新聞の隔週月曜日夕刊にて連載中の「年金教えて社労士さん」
年金がわかる社労士を目指してるので、いい勉強になってます。

神戸新聞NEXTのHPに動画がありましたので、リンクを貼っておきます。

会社勤めの方もフリーランスの方もぜひご視聴ください!
けっこうためになります!!
また、ページの下のほうには前回分の動画もありますので、気になる方は要チェックです!!

今日は動画紹介でした!
終わり!