メフィスト賞受賞作品を読もう！

これは宣言の為なので、感想は書いてません！ 来年2024年1月からメフィスト賞受賞作品を 第1回から読んで行きたいと思います。 なかなか手に入らない作品が多いので、少しずつになりますが、感想も更新していきたいと思います。

復讐のはてに

序章 ガシャーーーン！！！と大きな音がした。 『またかよ。』心の中でそう呟いたつもりが、声に出していた。 『誰だ？またかよ！って言ったやつは！あ？？舐めてんのか？』 『やめてください…涙』 やつれきった、涙声で言うのは母親だ。 『うるせぇな！お前は黙ってろ！！！』 ガシャーン！！！ まただよ。今度は声にはならなかった。 『で、誰だ？さっきまたって言ったやつは？』 言ったのは僕だ。毎日の父親の暴力に、声が出てしまった。 だが、ここでいつも出てくるのは決まって

生きる事について考えてた①

こんにちは！こんばんは！もしや、おはようございます！ どのタイミングでも読んでいただけて嬉しいです。 出会ってくれてありがとうございます。 最近、生きる事について考えていました。 けど何故生きるのか？生きる意味とは？とかそんな深い事は考えてません。 今の自分自身の現状と向き合った場合の生きる事です。 まず考えたのは、どこでどうやって生きるのか？ やはり人と一緒に生活するのは厳しいのです。 でも側に居て欲しい。 悩んだ結果、同じマンションで隣同士で部屋を借りて住む。

『撲殺ピンク』性犯罪者の闇へと立ち向かう者たちの物語【性犯罪者処刑人】

https://amzn.asia/d/3u8IKvP 山本晃司先生が「マンガTOP」で連載中である『撲殺ピンク～性犯罪者処刑人～』。この作品は性犯罪者。通称ピンクと呼ばれる者達を処刑する超悪復讐の物語です。 ジャンルで言うなら、性犯罪の闇に立ち向かうお仕置き漫画と紹介させていただきます。 本作品は広告などでも見ることが多く、少しエロく多少グロいながらも犯罪者を処刑したときの爽快感が楽しめるストーリーが話題の作品です。そんな本作の面白さを伝えていこうと思います。 ・あら

『往生際の意味を知れ！』この思いは執着？恋？それとも愛なのか？

代表作『あげくの果てのカノン』の著者である、米代恭先生の『往生際の意味を知れ！』は「ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載中である。 この作品はミステリーラブコメであり、元カノを忘れることの出来ない盲目的な男が、もう一度やり直すために奮闘する、ドタバタ活劇である。 米代先生の独創的な心理描写に、ページをめくる手を止められないこと間違いなしである。 ・あらすじ 主人公・市松海路（いちまつかいろ）の元に、忘れられない元カノジョ・日下部日和（くさかべひより）から7年ぶりに

『左手のための二重奏』誰かの夢から己の夢の為に戦う物語

松岡健太先生が「少年マガジンエッジ」（講談社）で連載中である『左手のための二重奏』。 この作品はピアニストを題材としており、ピアノに触れたことも無い不良男子の成長物語である。 そのため専門的な知識が物語に多く登場することもなく、音楽やピアノに詳しくない人でも十分にのめり込める作品となっている。（作曲家や曲名などは専門的とは言わないまでもたびたび登場する。） ・あらすじ 人生に希望を見出せない町一番の不良少年「的場周介」（まとばしゅうすけ）は、同じ中学校に通う天才ピアニスト・

『イレギュラーズ』混ぜるなキケン！嫌われ者共の連合野球漫画

松本直記先生が「マガジンポケット」（講談社）で連載中の『イレギュラーズ』今回はこの作品に触れていきます。 ジャンルは野球漫画ですが、普通の野球漫画ではない。どこが違うかと言えば、まず主人公の学校は元強豪、現在は部員４人監督不在の堕ちた強豪と呼ばれ、学校の「イレギュラーズ」である。 そしてもう一人の主人公の学校は、関東一の不良校であり現在は野球をやっていない。 ここまでは良くある展開だろう。しかしまさかこの二校が連合チームとして甲子園を目指すのだ。 この展開は新しい。様々な野

おはよう【SS小説】

寒さに耐えるため布団にうずくまる朝。 わずかに聞こえる「おはよう」の声が頭の中を反芻する。 なんて心地が良いのだろう。 この一瞬が永遠に続けば良いのに。 声にならない思いを心で呟きながら この心地良さにもう一度眠ろうとする。 「いつまで寝てるの！」と言う声と同時に布団を捲られる。 いつものお決まりのパターンに幸せを感じながら。

【140字小説】　もう一度あなたに

「あなたの事を愛してる」 懐かしく、聞き覚えのある声が頭の中に反芻している。 「あぁ懐かしいその声を、また直接聞きたい」と心の中で呟く。 私は今、絞首台の前に立っている。 この世を過ぎたら、あの声をまた聞けるだろうか。 あぁもう一度だけあの声を…

『撲殺ピンク』性犯罪者の闇へと立ち向かう者たちの物語【性犯罪者処刑人】

山本晃司先生が「マンガTOP」で連載中である『撲殺ピンク～性犯罪者処刑人～』。この作品は性犯罪者。通称ピンクと呼ばれる者達を処刑する超悪復讐の物語です。 ジャンルで言うなら、性犯罪の闇に立ち向かうお仕置き漫画と紹介させていただきます。 本作品は広告などでも見ることが多く、少しエロく多少グロいながらも犯罪者を処刑したときの爽快感が楽しめるストーリーが話題の作品です。そんな本作の面白さを伝えていこうと思います。 ・あらすじ:ピンクと闘う者たち性犯罪者(通称ピンク)にすべてを奪

【映画日記】 あの頃、君を追いかけた ただただ食わず嫌いをしておりました。 昔は乃木坂が好きで、齋藤飛鳥さんの握手会に行った事もあります。 そんな彼女が主演。しかし何故だか見る気になれませんでした。 公開から4年程度経ち、彼女が卒業した今 見てみました。

大人になれなかった僕へ

これは今この文を書いてる僕へ向けた文章です。 この先はその事をご了承の上お読みください。 子供時代 早く大人になりたかった。子供の頃はそう思っていました。 何故そう思ってたのか？今となっては思い出せないけれど、確かにあの時は早く大人になりたかった。 青年時代 大人になりたく無い。この当時はそう思っていました。 気持ちの変化ですね。 あんな大人になりたく無かった。 ここで大人の意味を調べてみた。 成長して一人前になった人。 けれど僕は思う。責任を負えるようになって初