大人になれなかった僕へ
これは今この文を書いてる僕へ向けた文章です。
この先はその事をご了承の上お読みください。
子供時代
早く大人になりたかった。子供の頃はそう思っていました。
何故そう思ってたのか?今となっては思い出せないけれど、確かにあの時は早く大人になりたかった。
青年時代
大人になりたく無い。この当時はそう思っていました。
気持ちの変化ですね。
あんな大人になりたく無かった。
ここで大人の意味を調べてみた。
成長して一人前になった人。
けれど僕は思う。責任を負えるようになって初めて、大人なのでは無いかと。
僕は責任なんて負えないと思っていた。
大人になんてなりたくない。
社会人時代
新卒で営業の仕事を始めた。右も左も分からない
そんな毎日を過ごした。
何が楽しいのかわからない。ただ責任だけが押し寄せる。
大人に聞けば、たいした返答はない。
上司には取引先の相手に嘘を付くことを教えられた。
しかしそれは悪い嘘ではない。自分の仕事をやり易くするための嘘。
少し納期が遅れるとか、日程が合わないなど、些細な事だ。
でも僕には出来なかった。そんな些細な嘘もつけない。
人に真摯に向き合いたかった。でもそんな事は必要なかった。
会社の利益のため、嘘をつき、お客さんに愛想を振り撒き、何も面白くないのに笑顔を見せる。
こんな大人になりたかったんじゃない。
俺はなりたく無い大人になってしまってる。駄目だ。
気付けば心は壊れていた。知らずに涙が出ていた。
こんな大人になるなら、ならない方がいい。
僕は会社を辞めた。
現在
大人になれないと知ってから、僕は何者にもなれない今を生きている。
また大人になれる日は来るのだろうか。
ここまで読んでくれた方はありがとうございました。
これは僕に向けた戯言です。読みにくい内容だとは思いますが、僕の気持ちを殴り書いただけです。
いつかは嫌でも大人になります。
なりたくないけど、なりたくない大人にはならないように
今を生きていきます。
ありがとうございました。
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