帰ってきたペラッペラな外資系(゚∀゚)b
前回外資系企業のオフィスに英語の電話がかかってきて上に下への大騒ぎな話をしました。今回はその続編です。
前回の騒動から数週間後のことでしょうか・・・またも「日本語と全く縁が無いお客様」からの着信がありました。
慌てつつも熱い眼差しで関西弁マネージャーを探すお局様。そして毎度都合よく着信がくる支社長。(宜しければ冒頭リンクの前回を参照頂きたく)
だが私は知っているのです・・・お局様を救う白馬の騎士関西弁マネージャーは現れないことに。
だって彼は今グアムでバカンスを満喫中です・・・何故知っているかというとこっそりマカダミアンナッツを買ってきて貰う約束をしてたからですよ。
一応グアム行きは内緒という話だったので口止め料仁義を通す意味でお局様にその事を伝えるわけにはいきません。
さぁどうするか?
私? 相変わらず死にそうな顔で成果物を作成し続けていますが何か?(御前様からの早朝出勤コンボX日目)
私のデスマーチぶりは脇において、白馬の王子様が失踪中で大ビンチのお局様。そんな時に彼女に救いの手を差し伸べる人物がいました。
前回も存在を匂わせていたインターネットおじさんです。
「お局君、〇番に回して。」
インターネットおじさんはそれだけ伝えると受けた電話を流暢な会話で捌いていきます。発音が流暢ではありませんよ。会話が流暢なのです。俺の発音に文句あるか? 通じてるだろ? さっさと要件を言えよパーフェクトに案内してやるから的な自信に満ちた歴戦の圧を感じます。そして・・・
「ある程度案内はしたけど、一応本社の担当部署を教えておいたから。」
そうお局様に伝えるとインターネットおじさんはインターネットの世界に自然体で戻っていきました。
惚れっぽいお局様の視線がインターネットおじさんに突き刺さ・・・あ、この人面食いでした(゚∀゚) カスリモシナイ
昔は切れ者だったとか、でかい案件を熟すも社内政治に敗れ窓際で燻ってたりとかのフィクションによくあるやれやれおじさんですが、まさか生で見ることになるとは思わずこれ以後も時々有能さの片鱗を覗く機会が何度かありました。
ほんと意外なところでちょくちょく名前が出てくる人だったので、やはりでかい会社は人の層が厚いよなぁと当時は少しずつ実感が沸いた覚えがあります。
最近はどうかわかりませんが、層が厚いと特定案件や有事の際だけ働いて貰えばOK的な人が時々いるのですよね。時代劇の「先生、お願いします!」みたいな感じで。フィクションと同じく働かずにタダ酒飲んで逃げる先生もいますけど(笑)
そんな切れ者的な昼行灯。小さい会社でも所に拠ればいるかも知れませんが大抵は外の世界へ放出飛び出してますし、そもそも余剰人員を抱えるだけの余裕があまりなかったりと。
あ、縁故採用のキレ者なら取引先で見たことあるぞ(゚д゚) キャクサキニ ダシタラ ダメナヤツ
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主にオチがつく感じの思い出話を語ってます。