ソリストではなくてコールドが好きだったって話
4歳の頃からバレエをやっている。
小中の時は青春を全てバレエに注ぐほど真剣で、ずっとバレリーナになりたかった。
でも、簡単になれるものではなかった。
思春期には嫌でも太ってしまう。自分の体が嫌いになった。
「踊りには性格が出る」と言われ続け、考えていること全てが先生に見透かされているようで怖かった。
性格悪いと踊りに出てしまうという恐怖をずっと感じていた。
しかしずっと脳内お花畑でいることはできない。なんであの子の方がいい役なの、とかなんであの子は叱られないの、とかどう