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中級実践💫

日本語教師養成講座の集大成となる中級実践。

初級の時や日本語教師の就活での模擬授業とは、また違った緊張感漂うなかでの経験となりました。

各項目ごとに分けて、授業を振り返りながら、綴っています。

🌻初級実践はコチラ⬇️🌻

使用テキスト

できる日本語 中級

担当箇所

12課 こんな時どうする?

僕が担当したところは文法項目でした。
・〜にしても/〜にしろ/〜にせよ
・〜ばかりだ/〜一方だ
・〜気味

実施日

2024年2月3日(土)

感想

80%は上手くできたんじゃないかなって思う反面、20%は納得出来なかったのがあるのて反省点もあった、そんな授業だったと思います。

ただ、上手く出来たからといって次回はもっとこれ以上の質を高めていかなければならないですし、現状に満足せず、目の前の授業から必死に我武者羅にやっていくのみです。

指摘された改善点

・フィードバックが雑
→「どんな時に疲れましたか?」という問いから、学生が「アルバイトで疲れました」と発したのに対し、「いいですね」とフィードバックが雑であったため。

・音声の区切り
→音声を区切り、部分的に質問をするといった内容把握をするつもりが、音声が区切らなかった

・個人個人を当てる
→全体でのコーラスは出来ていたが、個人を当てることが出来なかったのは課題。全体だけ当てると誰が理解していないのかが把握できないため理解の定着度を確認するためにも個人指名は重要。

・プリントの配布忘れ
→時間が余った際にプリントを配布し、文法問題を一緒に確認していくスタンスでいたのだが、配り忘れてしまい出来なかったのは反省。ただ、ちょうど時間ピッタリに終われたのは良かった。

・新出語彙「食欲」を見落としていたこと
→これはやってはいけないことですが新出語彙「食欲」を含めることを忘れていたこと。

・教師が話しすぎ
→これは初級にも言えることですが教師が話しすぎると学生が話す時間が減ってしまうのもあるため、バランスは大切かなと思います。あくまで教師はサブ役なわけで学生が主役でもあるため、これは今後に向けた課題とも言えます。

・スクリーンに線を消して引く
→スクリーンに映し出したパワポにマーカーで線を引き、その都度、消して、また引くといった無駄なことをしてしまったため、予めパワポに線を引きアニメーションで消すなど工夫しておけば、さらに良かったのかなと思います。

良かった点

・クイズが分かりやすかった
→クイズの狙いとしては類型表現が分かっているかを考えさせ、「ばかり」と「一方」、さらには「気味」と「がち」といった既習文法項目にも触れ、定着できているかを確認する狙いです。

・声が大きくて良かった

・板書が見やすい。後ろまで見える
→もともと、字が大きいので板書が見やすいと褒めていただいたのは良かったです。

・「〜にしても」の例文
「東京にしても広島にしても大阪にしても都会は人が多い。」
→広島、東京や大阪は外国人に人気な観光地であるため、例文としては良いと講師の先生から褒めて頂きましたが、一方で「行ったことある?」と聞いて「ない」と学生が言っていたこもあり、ピンと来ない学生もいたため、例文としてどうなのか?という意見もありました。

・時間通りに授業が終わったこと
→時間通りに授業が終わるのは大切なことなので、計画的に授業が進むとは限らないことのほうが多いですが今後も意識していきたいと思います。

・チーム力が良かった
→今回、3人で「こんな時どうする?」を担当し、それぞれ役割を分担したり、授業前に学生と話すなどチーム力が良かったのは良い点かなと思います。

・学生の発話を拾っていたこと
→全部は拾えなかったですが、要所要所で発話を拾えていたのは良かったのかなと思います。

自己評価

・教案とズレがあった
→これは自分自身の反省点ですがリハーサルを通じて変更点などを記した事項を教案に書き忘れたことで、授業を見学する養成講座の仲間には伝わりづらかったのかなと思い、少し反省点かなと思います。

現時点での実力は精一杯出せたのかなと思います。ただ勿論、現状に満足はしていないですし、指摘された改善点を改善するための努力をし続けていきます。

絶望的だった初級実践と比較したら、2段階は成長できたと思いますが、「教師が主役ではなく学生が主役」なのを常に意識しながら今後に向けて駆け抜けていきます!

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

今後とも宜しくお願いします。

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