MP089_子育ての方程式は各家庭によって、子どもによって違う
※【MP】=Make Progress:成長+書いてきた記事数
「私が我慢するから、下の子にかまってあげて」
子どもから言われた言葉。
この言葉を引き出したくなかったのだが、言われてしまった。
子どもがこういう感情を繰り返すと、本人の自己肯定感が下がる1つのきっかけになると恐れている。
自分よりも他者を優先しないといけない。
私自身は、こういう思考を不健全な形にして自分の中で持っていたから、うまくいかなかった経験をたくさんした。
そういう想いをして欲しくないと思う一方で、そういうことを感じさせてしまっている現実。
どう向き合っていくことがいいのか?
私の糸がぷつんと切れる。
大変、大人げないのだが・・・「もう無理!」と、子どもに伝えてしまうことがある。
その一言は、相手を遠ざける。子どもとも距離ができて、その結果私にとってその時困る駄々をこねたりなどの子どもの行動や態度が、一時的に止まる。
子どもにとっては、私の態度や言葉は「脅し」の一種として伝わってしまっていると思う。
私の発する「無理」は、子どものことが無理なのではなくて、手一杯の状況に対して、私が捌き切れないという意味なのだが、そのようなことを子どもに懇切丁寧にその場では説明できない、なので子どもは自分が拒絶されている印象を与えかねない。
けれども、その一言を発して、自分自身も考える時間を作り自己防衛していないとどうにもならないことが多々ある。
子どもは、私が何を考えているか分からないから、「自分が悪かったのかな・・・」と憶測させてしまう。
こんな場合、できたらいいことは何か?
「もう無理」に変わる子どもに伝わり、かつ自分にも間を作れる状況を作る
どうしてもきつい言葉や、怒りは、子どもを一時的にこちらのペースに持っていける力があるから、つい使ってしまい、言葉に発してしまっている。
でも、それは我が家の場合はその場しのぎでしかなっていないし、子どもたちにいい影響を与えているかというと決してそうではない。
別のやり方があるのであれば、そちらを採用したいものだ。
対応のフロー整理
Step0 「無理!」となりやすい場面を知っておく、事前対策
朝の時間、用事で待ち合わせが決まっているなど時間に余裕がないタイミング
自分自身が精神的に落ち込んでいる、追い込まれている時
身の回りが整っていない(部屋が汚いなど)時
眠たい、お腹が空いているといった一般的にイラつきやすい時
★子どもと過ごすときに起こりやすい法則(未就学児編)
▼家出発間際編
すでにバッチリきめたのに、別のお気に入りの洋服を思い出し着たくなる
トイレに行きたくなる、またはもう漏れている
機嫌が悪くなる
▼外出時編
家を出て数分後、忘れ物に気づく
楽しくなって調子が出てくる、子どもにとっては普通の道も誘惑のいばら道
大人が見えていない草花や虫がしっかり見えているから観察したい
聞こえてくる音に対して敏感、「これは何の音か?」など同じ質問が多数出る
「トイレに行っておこうか?」「行かない」とやりとりをした5分後、電車などに乗ってすぐにトイレにいきたくなる
自転車に乗りたくなくなる
学校に行きたくなくなる
当初行く予定だった場所に行きたくなくなる
▼帰宅後編
バッテリーがさっき80くらいあったと思ったら、急に0になる
疲れていて機嫌が悪い
お腹が空いているからおやつを食べたくなり、夕食を待てない
夕食を食べる時は半分眠りかけ etc…
どの時にどれが出てくるか、こちらもある程度予測できることと、予測してたのにフルコンボでこられてどうしようもなくなる時もある。
とにかく、時間を確保できる時は、多いに確保することが必要だけれども、言葉がけをどうするかも考えておこうと思う。
Step1 伝えたい言葉を淡々と伝える
「今は○○の対応をしないといけないから、あなたの言い分を聞けない。家に帰ってからもいいか?」
など、淡々と目を見て視線を合わせて話を伝えてみる。
Step2 言葉で伝わらない場合
話を聞いてもらえる状態ではない、または子どもが興奮し駄々をこねたり、泣いている場合。
抱っこやハグをしてスキンシップ、非言語で伝えてみる。
Step3 どうしようもない場合
「無理」のようなきつい言葉を伝えるのではなくて、子どもが身体的に安全な場所にいる場合は、物理的に私自身が離れる。
衝動的な言葉で子どもを傷つけないようにする。
どうしても対子どもについてはPDCAを回しにくい。
今日うまくいったことでも、明日うまくいくかは分からない。
反対に、うまくいかなかったことが、翌日は効果がある時もある。
とにかく時間を確保しておくことが重要だが、それができたらしているといった類の問題だからその点に重点をおくことは難しい。
いざとなった時に、どう手順を踏むかを検討しておき、淡々と実行することは大切だと思う。しかし、それらはうまくいく時もあればうまくいかないこともある。
子どもに対しての「こうしたらうまくいく!」考え方や行動は、学術的な観点からみて、大枠はあるのだと思うが、自分の子どもについての細かい方程式は親になってから各家庭が模索しながら築いていくものなのかもしれない。
その方程式は、日によって、年齢によって、変わるからこれからも勉強や研究を続けていく必要がありそうだ。
本日もご一読ありがとうございました。
きかれていることに対しての答えを伝えてから、補足事項を伝えるように意識した!(すぐに聞かれていないことからはじめてしまう癖があるから・・・)
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