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本日の読書 #064 「3つの推敲」

参考書籍:『新しい文章力の教室』唐木元

第二章 読み返して直す より

作成した読書記録より引用。


3つの推敲。
本書によれば「意味」「字面」「語呂」の3つのこと。

推敲とは、書いた文章を練り直すことを言う。
このとき、それぞれ「」「」「」での違和感を拾うべきだ、というのが著者の主張だ。

私がnoteの記事を推敲する方法も、本書の影響を強く受けている。
ここで紹介してみることにする。


私はパソコンで記事を書き終わると、公開前に一度すべて読み返す。

ここで「意味」の推敲を行う。
すなわち「ここ、変な日本語を使っているな」とか「論理が飛躍しているな」といったことだ。

出来上がった文章を頭から読むスタイルでないと、意外と「意味」の違和感は拾えない。
文章や段落単位では問題がなくとも、全体的な文脈の面で問題がある、というケースはままあるためだ。


最初の推敲が終わると、記事を公開する。
公開した記事は、すぐに自分のスマホで確認する。

ここが「字面」の推敲だ。
この推敲は私のオリジナルで、「同じ "画面内" に、完全に同じ言葉や語尾がなるべく使われないようにする」よう心がけている。

あとは「スクロール2回分以内で画像を差し込む」とか、その辺の細かいこだわりもある。

字面の推敲を完璧に実施することは難しいが、特に語尾には細心の注意を払う。
具体的には「〜と思います」のすぐあとに「〜と思います」が来ないようにする、という具合だ。


そのあと就寝して、翌朝に最後の推敲を行う。
語呂」の推敲だ。
といってもこれはしない場合も多い。

記事のページを開いて、スマホの音声読み上げ機能を使用する。
AIが自分の記事を読んでくれるので、それを聞いて違和感が無いか確認するのだ。
結果、あまりにも手酷いミスが判明した場合は、修正を行う。


私はこのように「3つの推敲」を駆使して、いつも記事を作成している。

愚直に続けている習慣であるだけに、何かしらの効果が出ていると良いのだが。

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みどり|読書のおすそ分け
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