マガジンのカバー画像

カメラ・写真論

23
運営しているクリエイター

#ミラーレス

📷カメラが好きか、写真が好きか

📷カメラが好きか、写真が好きか

カメラで写真を撮る人 は

カメラが好きで、写真も好き という人と
写真が好きで、カメラも好き という人がいる

つまりは
カメラか写真、どちらを目的にするか だ

カメラを目的とするならば
写真は「副産物」になるし

写真を目的とするならば
カメラは「手段」になる

勝手な偏見だけど
森山大道さんは写真に全振りしている印象だ
型落ちの小さなコンデジでスナップしている姿を見ると、「撮れればなんでも

もっとみる
📷好きな写真家 Vivian Maier

📷好きな写真家 Vivian Maier

僕が大好きな写真家
Vivian Maierについてちらっと書く

とりあえず写真を貼った方が早いかな
ネットにも写真がゴロゴロ載っかってるから
貼っておく

街とひとの調和が素晴らしい
彼女が使用しているRolleiflexは6×6の中判カメラなので正方形のアスペクト比になる
4:3とか3:2が主流になっているけど、人間の視界で認識できるのって正方形くらいの範囲じゃないだろうか
正方形画角だから

もっとみる
📷カメラはスマホでいいのか

📷カメラはスマホでいいのか

カメラが好き、と言うと
「スマホで十分じゃない?」だったり
「なんで何十万もするカメラ買うの?」
と言われたことがある

そんなの、こっちが聞きたい

気づいたらカメラが増えてて!
その代わりに口座残高が減ってるのはなぜ!

たしかにスマホのカメラは綺麗に撮れる
カメラ好きな僕でも恩恵を得ている

以下スマホ写真

うん、スマホでいいわ

大きく印刷する機会もなく
液晶画面上で閲覧するだけならスマ

もっとみる
📷50年後もカメラは生き残っているのか

📷50年後もカメラは生き残っているのか

50年後というと2074年
すごい未来に感じるけど、確実に来る

逆に50年前というと1974年
当時はデジタルカメラなんてモノは無くて
フイルムカメラ全盛期だ

当時を生きていないので詳しくはないけど
きっとカメラも高価な贅沢品だったはずだ

この50年でカメラは凄まじい進化をしてきた

機械シャッターから電子シャッターになり、
オートフォーカス機能、
絞り優先オート機能、
撮影枚数のデジタル表

もっとみる
撮るマインドフルネス

撮るマインドフルネス

書店で気になる本を見つけた

「撮るマインドフルネス」

昨今、マインドフルネスが注目を浴びている

現代人は「今」を生きることが難しい

明日の会議の資料どこまで作ったっけ…
先方と9時に待ち合わせだから、いつもより早めに家を出ないと…
あぁ先週はなんであんなミスをしてしまったんだろう…

など、「未来予測」と「過去回顧」に忙しい

生きているのは「今」なのに

元々、座禅や写経に興味があり、そ

もっとみる
カメラメーカーの好みについて

カメラメーカーの好みについて

カメラ好きなら誰しも
「好きなメーカー」があると思う

しかしこの話題はタブーだ
なぜなら、「分かり合えない前提」で話さなければならない

阪神ファンが東京ドームの1塁側にいたらリンチを食らうのと同じように

Canon党とNikon派がこの話題を始めたら
どちらかが息絶えるまで殴り合う

そんな禁忌にあえて切り込みたい

で、僕はというと、、、
今までのデジカメ遍歴を見れば明らかだ

↓今までの

もっとみる
【超マニアック】OLYMPUS E-M10はMark2が最高傑作

【超マニアック】OLYMPUS E-M10はMark2が最高傑作

完全にマニアックな話

OLYMPUSから出ていた
OM-D E-M10シリーズ

現在までMark4まで発売されているが

Mark2が最も美しい

今は亡きOLYMPUS…
OMDSブランドになって久しいが
E-M10シリーズの後継機は
まだOM SYSTEM名義で発売されていない

E-M10シリーズと言えば
フイルムのOM-1をオマージュした
レトロなボディが魅力的だ

軍艦部に配置された

もっとみる
野鳥撮影前のバードリスニング

野鳥撮影前のバードリスニング

すでに秋に突入して
これから冬の渡り鳥がやってくる

僕が野鳥撮影するときのカメラは
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II だ

もはや武器
という見た目が気に入っている

野鳥撮影は主に川か山だ

大自然を感じながら
さながらスナイパーの面持ちで
獲物を探して足を進める

当然のことながら
野鳥はなかなか見つからない

簡単に見つかってしまうようなら
この弱肉強食の世界で生きていけ

もっとみる
Leica?欲しいに決まってんだろ!

Leica?欲しいに決まってんだろ!

「いつかはLeicaが欲しい」

カメラ好きなら一度は思うのではないだろうか

最高峰のカメラ・Leica
僕は、持っていない…

単純な理由だ

高すぎる

なぜLeicaはこうも高いのだろう
人件費削減して機械生産に移行しても写りそんな変わらないんじゃないの?!

おっと否定的な意見は言うべきではない
Leicaは唯一の手作りだから良いのだ
LeicaにはLeicaの良さがある

でもマジでL

もっとみる
写真家を名乗っていいのか

写真家を名乗っていいのか

カメラマン
写真家
フォトグラファー

写真を撮る人というだけでも色々な呼び方がある

でも、どれも、自称するにはなんだか大層なハードルがあるような気がする

写真でお金を稼げている、とか
写真集を出版してる、とか
有名人を撮ったことがある、とか

そういった条件のようなものが無いと
名乗ってはいけないような空気感

「え、その程度で写真家名乗るの?」
みたいな

てか、そもそも定義ってあるのか?

もっとみる
カメラを第三の眼にする方法

カメラを第三の眼にする方法

ストリートスナップをする上では
「この位置からならここからここまでが写る」
という画角感覚が大事になる

僕はGRIIIでスナップをする時
Fnボタンでクロップをしている

28mm 35mm 50mmの三段階だ

望む写真を撮るためには

それぞれの画角で
ここからここまでが写る

というのを感覚として
染み付かせなければならない

一秒一秒動き続ける街は待ってくれない

もうちょっと離れたほう

もっとみる
カメラは孤独な趣味なのか

カメラは孤独な趣味なのか

思えばカメラを楽しんでいるとき
いつも一人だ

撮りに行くのも 写真展に行くのも
カメラ屋に行くのも一人

前は奥さんがついて来たこともあった
野鳥を撮りに行く時、奥さんも散歩がてらついていくということで河川敷へ行った

僕はカワセミの往来に合わせて行ったり来たり忙しない
近づくと飛び立ち、また追いかけての繰り返しだ

気づけば奥さんは後方100mのところで膨れていた

これでは野鳥撮影に集中でき

もっとみる
写真家ハービー・山口さんに会った話

写真家ハービー・山口さんに会った話

ちょうど3年前

新宿の北村写真機店のギャラリースペースで
ハービー・山口さんの写真展
「HOPE 2020」が開催していた

休日に観に行こうと考えていたが
当時いろんな予定が詰まっていたので
平日に有給休暇を取って観に行った

ハービー・山口さんは有名な写真家だ
物腰柔らかな人柄と
なんとも素晴らしいスナップ写真
そして話がめちゃくちゃ面白い

名著「良い写真とは?」は
僕のバイブルにもなって

もっとみる
写真を印刷して、この世界に産んであげる

写真を印刷して、この世界に産んであげる

「渾身の一枚」
と思えた写真は 印刷するようにしている

ネットプリントサービスが便利になり
写真データを送れば数日で手元に届く

僕はA4で印刷することが多い
それを額縁に入れては 部屋に飾っている

写真は創作活動であるはずなのに
デジタルだと手元になにも残らない

SDカードの中にはいるけど
それは電子世界に存在しているのであって
この世界には存在していない

消去ボタンを押したら
サラーっ

もっとみる