【告知】文学フリマ京都9に出展します🌙 & 新刊『白鯨号 月からはしごを降ろして』のご紹介
こんばんは。朝にいる方へ、おはようございます。昼にいる方、こんにちは。
めっきり冷え込む今日この頃ですが、お元気でしょうか。
どうかマフラーをぐるぐる巻いて、あったかいものを飲んで、首とつくところやお腹をぬくめてお過ごしください。
さてさて、今回はお知らせがあります。
私月階、1月19日の文学フリマ京都9に出展させていただきます。
場所は【えー23,24】で、ブース名は『柚子と彩りの恋愛相談所』です。
お友達の恋本麻由ちゃん(Xアカウント:@Koimoto_Mayu) と海田彩ちゃん(Xアカウント:@Umitalro) と一緒にお店をします。
お察しの通りブース名はそれぞれの名前から一文字ずつ取ってきたものです。
ぜひ遊びにきてくださると嬉しいです。Noteで交流してくださる貴方とも、はじめましての貴方とも、お会いして、お話できることをとっても楽しみにしています。
恋愛相談をしに来てくださっても大丈夫です。「うんうん」ってにこにこして聞きます。
ここからは今回持って行く本の紹介です。
まず新刊。
『白鯨号(ホワイト・ホエール) 月からはしごを降ろして』
詩、物語、短歌、写真、絵を集めた一冊です。
白鯨号の記念すべき創刊号です。いえい。
名前の由来はまた別のところでお話しできるといいな。
私が生きたこの数ヶ月はこれまでの人生の中でも大きな転機がありまして、
その中の一つ、というか転機の結果というのが正しい認識かもしれませんが、兎に角、今まで頭にもやもやしていたものたちを
言葉や絵、写真として外に出していく、ということを行いはじめました。
26年間頭に溜め込んできたものたちは、外に出てようやく私にも見えるようになって、こんな形をしていたんだなぁと、今手に取って、眺めすかして、ほうり投げたいような、抱きしめたいような、そんな気分です。
あの頃の拙い、恋愛とも呼べない関わり。
ライブで曲を聴きながら目の奥に浮かぶ幻想。
日常と非日常の狭間で揺られる夜の電車で考えたこと。
一人の人間の中で起こったことは、
けれど色々な事物、生物との交信によって生まれたもので。
この本はこれまでの私が見て触れてきた景色を集めてできたものだけれど、
それらの景色が集まって構成される一つの景色、
世界は、きっと僅かでも、貴方にとっても見覚えのあるものなんじゃないかと思うのです。
降り頻る雨の中うずくまる貴方が
それでもこの世界は美しいと
顔を上げてくれますように
本当の暗闇を知る貴方が
それでも夜には星が輝くと
歩みを進めてくれますように
広い海を泳いでこの本が
貴方の元に辿り着きますように
小さくても貴方を暖められる
燈になりますように
祈りをかけて
長くなったので、旧刊のお知らせはまた別の記事にします。
書評・エッセイ集と、私の日常を別の子の視点で綴ったちょっと不思議な文集です。
それではどうぞ優しい夢を。
そして素敵な一日を。
月階柚でした。