Design meetup リブランディングの舞台裏のトークセッションメモ
今夜はメルカリさんのデザインイベントに運良く当選したのでトーク内容をメモしてみました。
と言っても、実は仕事の関係で途中参加になってしまい(すみません・・・!!)第二部のトークセッションのみを記録書いてみました。
登壇者の方々は、田川 欣哉さん・弓場 太郎さん・川村 真司さん。モデレーターのような立場で井上 雅意さんがトークセッションを進行されてました。
1つ目のテーマは「なぜこのチームなのか?」
確かに登壇者の方やメルカリさんのデザイナーの方々も畑が違いそう…。組織を行き来できる最強のデザインチームを目指すためにUI/UXやコミュニケーションのデザインを組織で分けずにマーブルしてやってみたというのは、大変だけど何種類かの味が混ざったソフトクリームのように新しい組織体験が生み出せそうな気がしていいなと思いました。
2つ目のテーマは「ロゴタイプのこだわり」
ロゴに「動き+音」を乗せることでストーリーをユーザーさんに届けられるのはすばらしいし、リニューアルしたよっていう新しさも含めストーリーを伝える際に動くもの、映像って大きな武器になると思います。
弓場さんのタイポグラフィーの話がすごく密度高く、いつまでも聞いてたかったです・・・!Monotypesさんが出してるたづがね角ゴシックがフラットにまとまるフォントで見出しでも本文でも使いやすくていいって聞いて早速使ってみたくなりました。
秘蔵のメルカリロゴタイプのデザインデータを色々と見せてくれました・・・(あんまり撮れなかったですがきっと後で誰かが載せてくれるはず)
3つ目のテーマは「メルカリブランディング、今後の取り組みは?」
4つ目のテーマは「なぜブランディングするの?」
自分に取って良いものが寄ってくる状況を作り出せる唯一のものがブランディングというお話はなるほど、と思いました。サービスを利用するにも採用活動に関しても提供する側のブランディングが曖昧だと結局ミスマッチが起きてしまったりしかもそのミスマッチに気付けないことは確かに多そうです。
最後に会場からの質問。
質問1「ブランディングはコストや工数含めて高価だけど、どう経営を説得して実行するのか?」
ブランディングの効果がわかるのは数年かかるので、そこまではいかにデザインで未来像を見せて経営が夢を描けて納得してもらえるかが大事そうでした。
質問2「3社でケンカしないんですか?」
やはり所属の違うデザイナーさんやクリエイターの方々が一緒にやろう!ってなった時にどうしても会社が増える分意見割れたりしないかな?というのは確かに不安になりそうです。が、ケンカにならなそうな人としての相性や同じ方向向けるかどうか(この中で言うとみんなクリエイティブが自己実現ではなくあくまでいかに良いもの届けるかと言う価値観が一致してる)を大事にして人を選んでいったそうです。
ゆるい感想
メルカリのロゴの話を聞きに言ったと思ったら壮大な組織デザインのお話が聞けた・・・!「そもそもブランディングと言っているんだから当たり前の話でしょ」と言われそうですが、これだけ大きな組織とサービスを届ける団体になった時に舵を切ってここまで全員がそれぞれに走っていること自体がすごいと個人的に感じます。私は広告デザイナーだった時代に企業ロゴのリニューアルや規模の大きいサービスのロゴなどやっていて色々な課題にたくさんぶつかった経験があったので、ここまでやり切れるメルカリさんのデザイン組織やそれをGOさせた経営組織がすごいなと感じました。
ブランディングって下手すると人よりも長生きな魂の部分なので、その魂を作る熱い信念持ちつつも、それぞれの強みを活かして周りの意見に柔軟なデザイン組織だからこそできたのかなと思いました。
最後に
オフィスがおしゃれ!夢の自販機がありました!ノベルティーが豪華!
そして、新ロゴのアニメーションやそれぞれのアイコンがしっかりストーリーで繋がってるのがやっぱり可愛くて好きです。
メルカリ新ロゴの記事もとてもよかったので最後に載せときます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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最後まで読んでいただきありがとうございます!グラレコを活用した「見える化」教育活動をしているのでよかったら他の記事も読んでもらえたら嬉しいです🙏