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登山

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日帰り登山、テント泊登山の知識を体系的にまとめます。
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サイトマップ(登山)

作成したすべての登山の記事をカテゴリーごとに整理。 ギアリストストレージシェルターシステム作成中 ウェアシステムテント泊登山で必要なウェアは4種類のみ 登山にかかわる紫外線×ウェアの基礎知識 テント泊登山における「着替え」の考え方 暑い季節のベースレイヤーの選び方 (動画) アクティブインサレーションとは? レインウェアを選ぶ時のポイント ダウンの保温性の見方 (動画) モンベルダウンの比較一覧 (動画) モンベル厳冬期ダウンの比較一覧 (動画) モンベル アルチプラノダ

登山でのハイドレーションによる水分補給の考え方

ハイドレーションは、トレランやスピードハイクであれば恩恵がありそう。日帰り登山やテント泊登山といった長くてゆったりした活動の場合は、手間に見合わない印象。 メリット手軽に水分補給ができる チューブをくちに加えて吸うだけ 荷物のバランスがよくなる ペットボトル数本とは異なり1つのおおきなタンクとして水を持ち運べるので重心が真ん中になる デメリット残量がみえない 準備や片付けが手間 故障したときのリスク分散ができない 利用シーンごとの解説トレランやスピードハイクの

登山でのスマホカメラ vs. コンデジの映像比較

スマホカメラは iPhone 14、コンデジは Sony ZV-1 を使用して、登山での様々な撮影シーンで比較してみました。 広い画角での風景なら違いは感じない空、山、木々、川、人のどれに注目しても違いはあまり感じません。 コンデジの光学ズームはきれいさきほどの遠くの山をズーム撮影してみた場合。スマホカメラだと画質が荒れてしまいました。コンデジは画質がきれいなまま。 コンデジだと背景がよくぼける登山では景色以外にも、植物や人物にフォーカスをあてて撮影をすることがあります

登山で知っておきたい紫外線×ウェアの基礎知識

オーストラリアの公的機関の資料から、登山関係として知っておくとよさそうな紫外線の知識を勉強してみました。 編み方いちばん大事な要素。密な生地ほど紫外線を防ぐ。 伸縮性生地がのびると生地が疎になるので紫外線を防ぐ力は弱まる。 繊維の種類ポリエステルは紫外線を防ぐ力が強い コットン、リネン、ナイロンは弱い 生地の重さ重いということは密ということ。重いほど紫外線を防ぐ。 色黒は白よりも紫外線を防ぐ。 UPF15とUPF50はそんなに変わらないUPF15 は 1/15=

テント泊登山では「手袋シャンプー」で頭と身体を清潔にする

災害・介護用途の手袋シャンプーは登山でも活躍。特許取得済みのため唯一無二かと。 頭皮が拭ける頭皮を拭けるのがポイント。特に登山では帽子をかぶっているため、頭が汗でベタつくことが多く、髪の毛の間をぬって、指で拭くことができるのが便利。 力を込めやすい手袋型であるため、指先に力を込めやすく、汚れをしっかり拭き取れる。また、登山では洗浄成分や温水を使えないため、物理的な力で汚れを取り除くのが重要。 実際の流れ水場があれば手ぬぐいでざっくり身体を拭く 手袋シャンプーで頭皮と顔

登山におけるチェストバッグ使用の注意点

チェストバッグはサブバッグとして便利ですが、使ってみるとけっこう注意点があります。 メリット 胸の前は、物が取り出しやすい 大容量で、一眼カメラも収納できる 腰回りの動きを妨げない 近い距離で物がよく見える デメリット 胸の前が塞がっていて、熱がこもりやすい 肩に重さがかかって、肩が痛くなる 足元の視界が遮られるので、歩行しながらだと危ない

テント泊登山で必要なウェアは4つのみ

レイヤリングや気温など細かいことを考えず、まずは4種類のウェアを準備すれば春・夏・秋のテント泊登山ができます。ただし雪山は例外。 レイヤリングをいったん無視する理由よく3レイヤーシステムとか言いますが、結局は単なる重ね着。一方でテント泊におけるキャンプウェアが考慮されていないのも物足りない。ウェアをひとまず4種類準備しましょう。 ベースレイヤー フリース レインウェア ダウンジャケット 樹林帯を登っていくとき樹林帯を登る際は大量に汗をかくため、ベースレイヤーのみで

登山で日焼け止めUVスティックをより便利にする工夫と注意点

使ってみるとけっこう便利で手放せないですよ。 無香料をえらぶ最初に、無香料のUVスティックを選ぶことの重要性が説明されています。香りの強い製品を使うと、登山中に人工的な匂いが気になることがあるため、自然の中で不快感を避けるために無香料のものを選ぶべきだと述べています。 フタに鏡を貼るUVスティックのフタに鏡を貼り付ける工夫を紹介しています。これにより、塗りムラを防ぐために顔を見ながら塗れるようになります。登山中にスマホを使わずに簡単に塗り直しができるため便利だとしています

登山における「帽子」の選び方と私の選択

1. ハットは日本の登山では使いにくい広いつばのあるハットは頭周りの日焼け対策をしつつ、頭周りは空気が抜けるので涼しい特徴がある。しかし日本の登山は風が強い稜線上を歩くことが多いので、ハットは煽られやすい。 2. ケープで頭まわり全体の日焼け対策をフーディは頭周りに熱が籠もりすぎて暑い。ハットは風で煽られやすい。その間を特徴を備えているのがケープだと思う。ケープが調整できると、いろんな日射状況に柔軟に対応できる。 3. キャップのつばがしっかりしていることキャップのつば

登山における「帽子」の活躍シーン

登山では帽子が必須です。登山初心者向けに、帽子がどんなときに活躍するかまとめてみました。 帽子のつばのおかげで、太陽光が直接目に入らないので目にやさしい。 帽子が汗を吸いとることで、目に汗が滴ってしみることがない 木の枝に頭をぶつけてしまっても、傷になりにくい 雨の時はひさしになって、顔面に雨が降りかかりにくい

登山におけるグローブの選び方

登山では靴と同じくらいにグローブは大切だと思う。人間は手足で行動するなので。 1. 指抜きであること指抜きはスマホの操作がしやすいだけでなく涼しい。 2. 手のひらがレザーであること手のひらはダメージが入りやすいので、耐久性の高いレザーがおすすめ。 3. 安いことグローブは消耗品。破けたり、なくして片方だけになったり。安いと補充しやすい。 私の選択ワークマン 冷感ランニンググリップグローブ 指抜きで、手のひらがレザーで、980円と安い。同じ模様を複数ストックしている

テント泊登山2年目のUL装備

テント泊登山1年目はULに特化しました。 2年目は快適さも考慮しました。9つのシステムに分けて、テント泊装備のギアを一通り紹介したいと思います。水・食料抜きで約 6.2 kgでした ストレージシステムたくさんのギアを持ち運ぶ、整理整頓する、外的要因から守るための容器(=ストレージ)を紹介します。 バックパック 私が使用しているのは、Durston Gear の Kakwa40 という製品です。このバックパックでは、Ultra という完全防水の生地が採用されています。完全

登山における「グローブ」の活躍シーン

グローブは行動中、常に装着しています。登山初心者向けに、グローブはどんなときに活躍するかまとめてみました。 行動中 木の枝や岩肌、鎖やはしごを掴むときに手が痛くならない 手の甲の日焼け対策 トレッキングポールを使うときのクッション テント場 石をつかってペグを打ち込むときに手が痛くならない

【暑い時期】登山における「ベースレイヤー」の選び方

どれだけ熱を発生させないか、溜め込まないかが大切。暑い時期は汗冷えよりも熱中症が怖い。 1. 吸水速乾は機能しない日本の夏山は海外と違って高温多湿。汗をかいて濡れた衣服はすぐには乾きません。機能しない吸水速乾に頼るのではなく、衣服と皮膚のあいだの熱を帯びた空気をできるだけ上手く排出することが、快適にすごすポイント。 2. 空気の通り道があることが大切首元は開閉ができるジップネックがおすすめ。胸元の熱が逃げやすくなる。首元に手ぬぐいをぶら下げると涼しく感じるのも同じ理由のは