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ゴロツキ Ep.7 「素麺と感傷」 2021.04.11 香川県・小豆島編【 中編】
「咳」という生理現象でさえ、つきつめれば詩的である。
まるで、ふだんは意識することもない、まばたきのように。
部屋の隅っこへ消えていくばかりの息づかいにも礼を欠くことなく、つかまえて離さなかった放浪の俳人・尾崎放哉。最後の寄る辺となった小豆島の墓前に参る中編です。
尾崎放哉記念館
尾崎放哉記念館は一度訪れてみたかった場所。
方向音痴には高難度の「迷路のまち」を進んでいく散歩猿D。
西光寺の三重塔を尻目に(壱)
やがて墓地へと至る。
記念館へ到着。
ごめんください。
放哉さんのお墓へは、道標通りに高台へのぼったところに。
ブリキのバケツ。
そびえ立つ。
いれるものがない 両手でうける
障子を開けて置く 海も暮れ切る
オープンスペース・パラノイア(参)
今日のジムニー。
今日のジムニーと今日のオールドミニ。
西光寺の三重塔を尻目に(弐)
オープンスペース・パラノイア(四)
小豆島霊場第58番 西光寺
放哉さんが寺男として暮らしていた西光寺を訪れる。
境内へと進む散歩猿D。
例のやつをキメル気でいる散歩猿D。
そう、一日一善。イチピカリ。
千手千眼観音菩薩。いとまばゆき。
寒さ対策(壱)
寒さ対策(弐)
咳をしても一人
放哉
その松の木のゆふ風ふきだした
山頭火
尾崎放哉と並ぶ種田山頭火の句碑
迷路を抜ける喜んでいる。
次回
迷路のまちを徘徊す。
オリーブ素麺をすするの巻。
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