本を手放す。手に入れる。
我が家は一人暮らしなので、家には小さな本棚しかない。そのため、定期的に本の入れ替えをしており、電子書籍も併用している。
先日は4冊手放した。うち3冊は比較的1年〜半年以内に発売された本が多かったので、比較的高値がついた(といっても1冊500円弱)けど、1冊はなかなか手放せない本だった。なぜなら一人暮らしを始めた頃に、買って参考にした本だったからだ。
収納器具を使ったりする前に、まず「測る」こと。食事するところと寝るところを分けることという「寝食分離」の考え方など、とても参考になる考え方が多かった。でも自分なりの形というものが徐々に生成されていったからか、最近は手に取ることがほとんどなくなった。おそらく買値がつかないかもしれないけど、今回手放すことにした。お世話になりました。
一方で手放した本を買い直すこともある。「おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活」は紙書籍で持っていたものを一度手放したけど、最近になって家計の見直しをしたり、本に載っていたレシピを思い出しながら作ったりしているうちに読みたくなった。その矢先にkindleでたまたまセールになっていたのを見て、ポチってしまった。気に入っていた本だったので、衝動買いも後悔なしだ。
極力本は電子書籍で買うようにしているけど、付箋を付けた箇所を探すのが、紙の本より大変であること、また私自身は紙の本の方が読みやすい(特に夜)ので、じっくり読みたい本は、あえて紙で買うこともある。
先日読みたかった本を、本屋さんで買ってきた。手に取っては、本棚を圧迫すると思って買えなかった本と、好きな作家さんの新刊の2冊。
特に後者は、個人的に好きな高山なおみさんの新刊。前の巻は電子書籍で買ったけど、読むたびに付箋がつくので、紙の本でじっくり向き合って読みたいと思って、今回は紙で買うと決めていた。
前者の本はkindleで買おうか悩んだけど、kindle本と紙の本とを比較しても価格差はほとんどなかったので、紙で読もうと決めて買った。
最近はネットで電子書籍を気軽に買えるようになったけど、本屋さんを除いて、悩みながら選ぶ高揚感はやっぱり最高だ。2冊とも地元の本屋さんで買ったので、地元経済にも貢献できるし。
新しい本を手に入れたり、本棚にある本を手放したりしながら、今の自分に合う本をそばに置いて過ごしていきたい。