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名言/哲学

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「あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。 」(マタイによる福音書5章13節)

いくら生きるのをやめようと絶望しても、体の器官は、自分の役割を一生懸命果たしている。自分を生かしてくれる「いのち」の力に気づきました。自分がいのちをコントロールしていると思うのは錯覚で、もっと大きな力が私を生かしてくれる。(星野富弘)

命のストーリーに囲まれて ~老人と海~

命のストーリーに囲まれて ~老人と海~

50代に差し掛かった頃、祖父はALSと診断され、二つの選択肢を突きつけられた。家族の介護を前提とした人工呼吸器を選ぶか、点滴で数か月後に最期を迎えるか。まだ終わらない人生の熱と、これから待ち受ける人生の困難を抱えて、祖父は人工呼吸器をつける道を選んだ。

人は可能性がある限り、それがどれくらいの可能性なのかわからないなかでそれに望みをかけて決断し、奇跡を信じて挑戦し、そしてその戦いがいつかその結果

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贈った小説に込めた願いと問い ~幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないこと~

贈った小説に込めた願いと問い ~幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないこと~

少し前のことだが、大学時代の友人の子供が大学に入学したタイミングで、10年ぶりに彼女と4度目の再会をした。友人と出会ったのが大学入学時という不思議なタイミングでの再会で彼女にプレゼントしたのは、20代の頃からの愛読書であるパウロコエーリョの小説「アルケミスト」(文中引用すべて同じ)

Welcome to the World彼女がこの世界に生まれたその日、僕は大学を卒業してもなお夢を追いかけ続けて

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農家のお母さん曰く、「野菜を育てながら草や虫と話すことが好き。学校の先生や人と世間話をする時間が、知らないうちに自分から草木や虫と話す時間を奪っている」

ナウシカは、自分が知らないだけで、すぐ近くに存在するようです(^_-)-☆

「賢明であるということは何に目をつむるかを知っているということである」ウィリアム・ジェームズ 

数年前は組織内でいろいろとぶつかっていた。最近はいろんなことに目をつぶっている気がする。良くも悪くも。影響領域と関心領域をクリアにシャープに、ただし非限定的に意識したい。

「思い出を持つだけでは十分ではない。思い出が多いときには、それを忘れることが出来なければならぬ。ふたたびそれがよみがえってくるのを待つだけの大きな忍耐が必要なのだ」リルケ。 20年前に出会ったタイの友人宅でのホームステイ。20年前の経験が人生に与えている大きなインパクトを再認識。