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Keep On Lookin'For My Treasure

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Vocal / Guitar 原 祐介による不定期ブログ
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最寄りのコンビニに軽食を買いに行く午前3時。

買っていく商品を取ってレジに向かうとレジの下で膝を抱えてうたた寝しているスタッフを見てふわふわした気持ちになった。

ちょこっとお喋りして清算して帰路に。

生物学的には人間が眠る時間に、逆らって働いて。
生きる為にする事の中に、楽な事なんて何一つとしてないもんね。

918-2

人間が一から始める物に絶対的な正解なんて存在しないと思っているのだけれど、限りなく最適解みたいなのは在ると思ってる。

曲を作っていくのもメロディーや歌詞、その他諸々これ以外有り得ないって所まで掘り進んでいき(それは今の自分の価値観によるものが大きく影響する)少しづつ霧を晴らしていく作業とも感じる。

だから自分の好みというよりも曲が求めてる形って所を基準に掘り進んでいくと大きな分かれ道みたいな所

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918

曲の命となるメロディーや歌詞を形にしたり、それを彩るそれぞれのパートのフレーズを決めたり、音を積んだり抜いたり、使う楽器や機材を選んだり、音のシェイプを決めたり。

それが自分の役割で、頭を悩ませるタイミングって大抵メンバーからの要望があるとこだったりするけど、希望が送られてきて、「んー、ここにこの音があると濁っちゃうから外そうよ」とか言いながら、それに応える為に気付けば手を動かしてる自分に気付く

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バイオリン

思えば8,9年以上はメンバーの演奏だったり、オーケストラの演奏だったり、曲作りの時だったりほぼ毎日バイオリンの音を聴き続けていた事にふと気づいた。

それなのにバイオリン演奏に興味を持ったことがないのは何故だろう。

ギターやピアノ、ドラム、パーカッション楽器などの「叩く」というかリズム的にインパクトのある楽器演奏は常に興味がある。

根本的に弓演奏に興味がないのか、はたまたメンバーが弾けるか

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死んでから生まれる

楽曲の命ってビートと歌詞(メッセージでもあり、リズムでもあり、響きでもある)
だと思ってる。

撮影前日まで納得のいく歌詞が書けていなかった。
(撮影では歌う必要があるので出来上がっていないと絵と音が合わなくなったりしてショッキングなことになる笑)

「まぁなんとかなるだろう。」という謎の余裕と確信はあったからか、お風呂に入って寝ようとベッドに入ったときに、頭の中に留めておいたワードと曲の情感が繋
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アップデート

アップデート

ここ数日朝起きる度、昼寝から起きる度、夜の仮眠から起きる度新しいメロディーがどんどん出てきて困っている。
とても嬉しい事ではあるのだけれど、もうちょっと後に訪ねて来て欲しかったというかなんというか。

新しい曲を作り始めるとそれまでの事が手につかなくなる。

それだけなら良いのだけれど、その最中新しい手法を発見してしまうと他のものもアップデートしたくなってしまう。

一回完成した(と自分に言い聞か

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What's the Purpose ①

ある程度何かを続けている人にとって、「目標」っていうものがあると思う。

同時に、それを始めるきっかけ「動機」に近いものもあるはずだと思ってる。

自分にとっては毎日続けている、というか続いていることに「音楽」があるのだけれど、最初の始まりは幼少のころに通っていた英会話教室でのピアノの弾き語り、ビートルズの曲を「ポン、ポン、ポン」という簡単なピアノのバッキングをしながら歌うというレッスンだった。(

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Little By Little

毎日音と向かい合っていても、モヤモヤみたいなものを感じれてそれに疑問を持てる限り、何かしらの新しい発見がある。そのモヤモヤや疑問が音楽に向き合わせてくれてる気がする。

退化するとか現状維持とかじゃなくて、毎日一歩でも、半歩でも先に進もうとしないと精神的に不健康になってしまうんじゃないかなぁ。

言い換えれば休む事で先に進むなら休むべきで、ほんのちょっとでも歩みを進められればどんなにゆっくりでも良

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音楽は鳴り止まない

「大丈夫、誰も待っていやしない」

ざわつく心に言い聞かせながら、上手くいったり、上手くいかなかったりの毎日を自分から湧いて出てくる音楽と向き合いながら悶々と凌いできた。ただ実験と検証、破壊と再構築。時折訪れる感動。それだけの記憶しか自分が最後に作品を出してからの3年間の音楽に関する記憶がない。

「自分たちの音楽の全てを、自分たちが責任を持って作り上げたい。」

音楽人生のいつからだかそう強く思

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