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63年も生きて、人生訓は「青春に熱き血あれ」から「少年易老學難成  一寸光陰不可輕」そして「天地人知」に変わりました。お世話になった家族や世間の皆様にご恩返しが出来ないことを残念に思っています。

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マガジン

  • ブログ小説

    長年ブロクとして書きためた小説です。波瀾万丈・奇想天外など全くないですが頑張る女性のありきたりの人生をお読み下さい。

  • キスワンのお菓子作り

    キスワンは誰でも簡単にスポンジケーキが作れる機械です。 もっと他のものもできると信じて実験中です。 キスワンは特許です。

  • ロフト付の写真

    写真は苦手だけど私の作ったロフトは"素晴らしい"ものですので撮ってみました。

  • ブログ小説 「彼女の突然の死」

    大切に思っていようが思われていようが死は突然訪れます。 先立つ人と残った人の心情は察するにあまりあります。 そんな、、、、、

  • 地震と建物

    建物さえ強ければ大きな問題は起きません。

最近の記事

「何があったの?」

「何があったの?」 いろんな場面で 原因究明は なされます。 しかし すべての原因が 白日の下にあるとは 限りません。 聞き手はもちろん 答え手も 原因がわからないことの方が 多いのではないでしょうか。 そんな時に 「なぜそんな風になったの?」と 聞いても 的確に答えられず 話は 堂々巡りになって 結局 わからず仕舞いと言うことになります。 そんな時に 「なぜ?」と聞くより 「何があったの?」と 聞くべきだと言う説があるそうです。

    • ブログ小説「彼女の突然の死」

      地球に住んでいる 生き物の 命の将来は 全く予想だにもできません。 同じように この地球上で暮らす 人間も 同じです。 「朝に紅顔ありといえども 夕べには白骨となる」 身です。 大切に思った人でも その例外ではありません。 逝った人も 先立たれてしまった人の心情は どうだったんだろうと 思って この駄作を 書かして頂きます。 50話で 由美子の 幸せになった 人生は 終わりになります。 あらすじ 大場由美子は 高校生の ち

      • ブログ小説「彼女の突然の死」その30まで

        地球に住んでいる 生き物の 命の将来は 全く予想だにもできません。 同じように この地球上で暮らす 人間も 同じです。 「朝に紅顔ありといえども 夕べには白骨となる」 です。 大切に思った人でも その例外ではありません。 逝った人も 先立たれてしまった人の心情は どうだったんだろうと 思って この駄作を 書かして頂きます。 20話程度の 小話となる予定だったんですが 少し長くなるようです。 わかりません。 あらすじ 大場由美子は

        • ブログ小説「彼女の突然の死」その21

          少し早かったので 真ん中の 中程の席に座りました。 既に座っているカップルが ポップコーンを ふたりで すこしずつ 食べていました。 映画館の中は 暖かいので 由美子は 上の セーターを 脱ごうかと 思ったのですが 中が 試験日と 同じ服装なので どうしようかと 悩みました。 でも だいぶ前のことなので 覚えていないだろうと 思って 上着を脱ぎました。 上羽を見たら じっと見ていて 目と目が合ってしまいました。 上羽: 良い服です

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          ブログ小説「彼女の突然の死」その21

          少し早かったので 真ん中の 中程の席に座りました。 既に座っているカップルが ポップコーンを ふたりで すこしずつ 食べていました。 映画館の中は 暖かいので 由美子は 上の セーターを 脱ごうかと 思ったのですが 中が 試験日と 同じ服装なので どうしようかと 悩みました。 でも だいぶ前のことなので 覚えていないだろうと 思って 上着を脱ぎました。 上羽を見たら じっと見ていて 目と目が合ってしまいました。 上羽: 良い服ですね 勝負服ですよね (何をおっしゃ

          ブログ小説「彼女の突然の死」その21

          ブログ小説「彼女の突然の死」その20まで

          地球に住んでいる 生き物の 命の将来は 全く予想だにもできません。 同じように この地球上で暮らす 人間も 同じです。 「朝に紅顔ありといえども 夕べには白骨となる」 です。 大切に思った人でも その例外ではありません。 逝った人も 先立たれてしまった人の心情は どうだったんだろうと 思って この駄作を 書かして頂きます。 20話程度の 小話となる予定です。 あらすじ 大場由美子は 高校生の ちょっとした出来事で 男性不信とな

          ブログ小説「彼女の突然の死」その20まで

          ブログ小説「彼女の突然の死」その19

          タイタニックでも 見に行こうかと 思いました。 すぐに返信がやってきて 行くに日が決まりました。 次の日曜日に 隣の駅で 待ち合わせることになりました。 どんな服を着ていこうかと 悩んでしまいました。 普通なら 楽しい悩みだと 思うのですが 上羽は 好きな相手でもないし だから デートでもないしと思いました。 それなら どんな服でもいいので 悩やむ必要もないと 思いました。 そこで 試験でも 着た服に 厚着の セッターを着ました。 秋も深まって 少し肌寒い日でし

          ブログ小説「彼女の突然の死」その19

          ブログ小説「彼女の突然の死」その18

          「上羽さんを 利用して 久しぶりに 映画でも 見に行こうかと 思いました。 ひとつだけ 心配なのは 由美子が 学生だと 思っていることでした。 学生だとは 言っていないのに 勝手に そう思い込んでしまったのです。 「やはりここは 告白 告白ではなく 連絡しないと OLだと メールで まず伝えないと」と 考えて ささっと メールを送りました。 送ったら つかさず 返信が来ました。 「早 何と言うこと そんなに早く 返信できるって 勉強しろよ」 と思いつつ メールを見ま

          ブログ小説「彼女の突然の死」その18

          ブログ小説「彼女の突然の死」

          名前 何というのですか 教えて下さい。 (個人情報を 聞いてくるな ハンドルネームでも 言っておこうか でも 信じないし 何がいいかな こっち見ている 面倒だよね) 由美子: 大場です 男性: 大場さんですか 大場と 上羽は 似てますよね (「ば」だけじゃないの 大と 上は 全然違うじゃないの) 由美子: そうですね こんな話が 30分以上続いて 由美子は 約束の時間だからと 言って やっと その場を立ち去りました。 高校以来 男性と 仕事以外で 話したこと

          ブログ小説「彼女の突然の死」

          ブログ小説「彼女の突然の死」その14

          「試験受けていましたよね。 どうでしたか」と 尋ねてきたのです。 無視するわけにもいかず 少し愛想笑いをして 「試験合格しました」と 小声で答えました。 これで 会話が終わりと思っていたのですが なおも 話しかけてきたのです。 男性: それはよかった。 僕も合格したんですよ。 昨年より少し易かったように 思います。 以下()内は由美子の 独り言です。 すこし 下品に表現していますが 由美子は お上品な性格です。 (あなたが 合格したかどうかとか 問題が易かっ

          ブログ小説「彼女の突然の死」その14

          ブログ小説「彼女の突然の死」その13

          由美子は いつも 食事は ゆっくりです。 両親が 食事は ゆっくりと 食べるように 指導していたためでもありました。 由美子は ゆっくり食事をしていると 大学の授業が 終わったのか ドッと 学生がやってきて みるみるうちに 席は 一杯になりました。 4人掛けの テーブルに 最初筋向かいに女性が 次に隣に女性が そして 向かいに男性が トレーを持って 座りました。 由美子は 窓の外を 見ていたので どんな人が 座ったかは わかりませんでした。 なにげに 目を 正面に移

          ブログ小説「彼女の突然の死」その13

          ブログ小説「彼女の突然の死」その12

          混んだ電車の中は 学生で一杯でした。 みんな携帯を見て メールをしていました。 「今時だな」と 思いました。 結構 由美子も若いのに そう思ったのです。 大学に到着すると 昼のランチまでは まだまだ時間があったので 学内を 見て回りました。 図書館があったので 中に入りました。 学生風なら 何のおとがめもなく 中に入れたので 図書館の 一番にいい席に 座りました。 外が見渡せる 窓際の席で 図書館内部も 見渡せました。 雑誌を 書棚から取りだして 見るとはなし

          ブログ小説「彼女の突然の死」その12

          ブログ小説「彼女の突然の死」その11

          小さい時から そうだと思いました。 兄は 少しのことでも 誉められても 妹の由美子は 誉められなかったように 記憶していたのです。 由美子は 自分で 自分を誉めてあげようと 思いました。 試験の時に 合格したら 学食に 食べに行こうと 決めていたことを 思い出しました。 翌日 課長に 休暇願を出しました。 課長は 有給休暇の 消化が 低い由美子の 休暇願を 喜んで承認しました。 連休にしたらと 言ってきたくらいです。 でも 一日だけにして 朝から 大学に行くこと

          ブログ小説「彼女の突然の死」その11

          ブログ小説「彼女の突然の死」その10まで

          地球に住んでいる 生き物の 命の将来は 全く予想だにもできません。 同じように この地球上で暮らす 人間も 同じです。 「朝に紅顔ありといえども 夕べには白骨となる」 です。 大切に思った人でも その例外ではありません。 逝った人も 先立たれてしまった人の心情は どうだったんだろうと 思って この駄作を 書かして頂きます。 20話程度の 小話となる予定です。 あらすじ 大場由美子は 高校の時に ちょっとした出来事で 男性不信と

          ブログ小説「彼女の突然の死」その10まで

          ブログ小説「彼女の突然の死」その9

          由美子は 電車降りて 階段を下りていく 男性の横顔を 電車から見ていました。 壮観な顔つきで 男という 感じでした。 男性に不信を持つ 由美子は 男性を じっくり観察することなど 高校以来 初めての出来事です。 観察して その結果は わかりませんでした。 だって 同じ試験を受けて 試験場に リンゴとミカンと もうひとつを持ってきていて 隣の駅に 住んでいるということしか わからなかったからです。 情報が 全く少ないと 思いました。 そんなことを思いつつ 一日が過ぎ

          ブログ小説「彼女の突然の死」その9

          ブログ小説「彼女の突然の死」その8

          ストーカーは つきまとう人のことですから 前を歩く あの男性は そう言う定義からすると ストーカーではないと おもいました。 むしろ 自分がストーカーではないかと 思ったのです。 気になって 見ていると かの男性は 鞄からミカンと ティッシュを取りだし ミカンの皮を ゆっくりと剥き始めました。 白いところを ジックリと 取り始めました。 それを 見ていて 由美子は 笑いがこみ上げてみました。 ミカンと 関わっている 男性を 食い入るように 見ている 自分が 面白くな

          ブログ小説「彼女の突然の死」その8