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ブログ小説「彼女の突然の死」その12

混んだ電車の中は
学生で一杯でした。

みんな携帯を見て
メールをしていました。

「今時だな」と
思いました。

結構
由美子も若いのに
そう思ったのです。

大学に到着すると
昼のランチまでは
まだまだ時間があったので
学内を
見て回りました。

図書館があったので
中に入りました。

学生風なら
何のおとがめもなく
中に入れたので
図書館の
一番にいい席に
座りました。

外が見渡せる
窓際の席で
図書館内部も
見渡せました。

雑誌を
書棚から取りだして
見るとはなしに
大学生を見ていました。

みんなは
学生生活を
楽しんでいる様子でした。

懐かしいような
気分になりました。

秋晴れの天気が
そう思わせたのかも知れません。

ランチが始まる時間になったので
学食に行って
Aランチの食券を買って
トレーに載せてもらって
空いていたので
ここでも一番いい席に
座りました。

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