「誤差」の発見者から学べる本
「ものづくりに立ちはだかる壁」「万物にひそむ魔物」それが「誤差(ばらつき)」です(おおげさ!個人の見解で本書にはでてきませんm(_ _)m)
こちらの本、名前だけはみんな知ってるドイツの数学者・天文学者「ガウス」さんが200年前に書いた本です。星の位置を測定しているときに「測るたびに値が違うorz」と200年後のわれわれとまったく同じことに悩んでいました。
常人であれば「つじつまがあうように丸めて、、」とのちのちマスコミに叩かれそうなことを考えそうですが、そこをなんとかしたのが天才のなせるわざです。
どうなんとかしたかは読んでいただければと思いますが(レビューになっていない、、)ためになった文章を書きだします↓
・正と負の誤差は同じ頻度で現れる
・小さな誤差ほど、大きな誤差よりも生じやすいから、一般的にx=0のときに最大値をとり、xの絶対値が大きくなるにしたがって減少し続ける
・最小自乗法は、誤差に対する確率法則がなんであれ、観測の個数がどうあろうと、最小の誤差をもったもっとも確からしい値を導き出す(最小自乗法を発見したのはガウスです)
たまに数式などもでてきてちょっと難しいですが、、だいぶ薄い本ないので(表紙除くと1センチくらい)頑張って読みきって頂ければ、少しだけ誤差に自信がもてると思います☺️