個人的2025年本屋大賞の3冊
タイトルが中国語みたいだな、と思ったのは気のせいでしょうか。たまに、日本語でも、「積極的時短術」とか、「一石二鳥効果覿面」とか、「一汁三菜毎日調理」など、適当に熟語と呼ばれるものをつなげてならべるだけでも、中国語感を味わえます。
ちなみに最近見た中国語は、「新年快樂 蛇年行大運。」
おそらく、「新年おめでとうとか、蛇年は~」みたいな意味なんだろうな、と漢字から推測。
グーグル翻訳にお願いしてみると
漢字の威力、半端ないと思うと同時に、日本語って改めて特殊だと思ったのです。
ひらがな、カタカナ、漢字と使い分けをして即時に使いこなせるって、実はすごいんじゃないかと思うことがあるのです。
語学学習が好きな私ですが、(言語学習についての記事はこちら参照)
日本語が一番むつかしいと感じる時があります。特に最近は漢字を意識的に使うようにしたり、日本語の本を読むようにしたりしていますが、書けなくなった漢字が出てきて、唖然としました・・・。
「せいひつ」ってどう書くんだった?「静ひつ」「静櫃?」違う違う。「静謐」だ、みたいに。
「静謐」の類義語を調べれば、(今度は最近のAI相棒Geminiに聞いてみた)
これは、「静謐の類義語を5つ教えてください。」と聞いて出してもらったものなので、本当はもっとあることでしょう。またまた、余談ですがGemeniは12月に発表された2.0版の方が絶対いいと思います。
さて、本題回収に参りましょう。ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございます。
読書が、私の日本語のベース作りに大役を買っているのは間違いないのです。もし今、日本語の本を読まなくなったら、私の日本語はもはや母国語という影に隠れてしまうのでは、という一種の恐怖を感じます。
本屋大賞のウェブサイトによると、2月3日に2025年の大賞ノミネート作品が発表されるそう。ということで、個人的2025本屋大賞を紹介していきたいと思います。
ちなみに、10作品がノミネートされる予定ですが私の読書傾向は、古い本(ここでいう古いというのは刊行後3年以上前)が多いので、3つだけに絞ります。
本屋大賞のウェブサイトで示された基準でまとめていきたいと思います。
2023年12月1日〜2024年11月30日の間に刊行された(奥付に準拠)
日本の小説(判型問わずオリジナルの小説)
№1『人間標本』湊 かなえ
これは、好みがとても分かれそうですが、読書をしたという感覚をいろいろな意味で感じることの1冊。同時に、フィクションの世界だからここまで書けるよね、ということも言えます。
標本といえば、理科室のホルマリン漬けを思い出す。あれだけでも子ども心に恐怖でしたけれど・・・。
№2 『人魚が逃げた』青山 美智子
2冊目は、まだ読み途中なのですが、ノミネート常連の青山さんを推します。
併読書に埋もれていますが、今日あたりからまた読み進めようかと思います。
№3 『山の上の家事学校』近藤 史恵
最後に3冊目は、こちらです。
近藤さんファンでもあるので、こちらも推したいです。
これは、昭和や平成だったら刊行されなかったかもしれません。令和の今だからこそ、いろいろな社会背景をひっくるめて、受け入れられるのでは?と思います。
ちなみに、私の父は最近ようやく家事を少しずつしているそうです。やればできるんですよね、誰でも最初はできないのですから。
2月3日の発表を楽しみに、今日はこのあたりで終わりたいと思います。最後に余談回収。中国語は中国人の友達がいたけれど、彼女が日本語が堪能だったため、何も学ぶことなく終了した思い出があります・・・。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。