【2022読書】No.64『身体論 東洋的心身論と現代』
本日もお読みいただきありがとうございます。
2年連続で、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
2022年64冊目の読書は、
『身体論 東洋的心身論と現代』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
東洋的心身論の知見を深めたいと思い、「呼吸入門」「体癖」と
合わせて読んでみました。
読んだ感想
西洋思想と東洋思想の違いをこと細かに、考察されていました。
ここまで情報量が多く、歴史的背景、哲学的背景、宗教的背景、心理学的背景から考察された内容は、他にないと思います。
東洋を語る時は、だいたい東洋だけの視点で書かれているものですが、この本では、むしろとことん西洋を分析してから、東洋の分析もしている。
西洋も東洋も両方の知見が深いからこそ、両者を比較して語れる内容。
とても、とても勉強になりました。
2019年から、高野山心の相談員の養成講習会を受講してきましたが、その講義で学んだ内容が多岐にわたってありました。
高野山真言宗という仏教視点、東洋視点と、心理学・カウンセラーという西洋視点。
今読んだからこそ、理解できた内容だったと思います。
良い本とは、出会うタイミング、読むべきタイミングで出逢いますねぇ。
この本は、何度も読み返したい1冊となりました。
こんな方にオススメです!
・東洋的心身論を知りたい方
・心身のコントロールをしたい方
・西洋と東洋の違いを理解したい方
・ピンときた方
こちらもどうぞ。
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