宅建士試験合格講座 債権総論 > 連帯債務(多数当事者の債権債務) #1
第5節 連帯債務(多数当事者の債権債務)
連帯債務とは、複数の債務者がいる場合に成立する債務です。金銭債務のように債務の目的が性質上可分である場合に複数の債務者がいるときは、原則として各債務者は全債務を債務者の数で等分した債務を負うことになるのですが、連帯債務が成立すると、複数の債務者がそれぞれ個々に、債権者に対して全債務を履行する義務を負うことになります。ここでは連帯債務が成立する場合の、債務者と債権者の関係、債務者間の関係について学習していきます。
学習のポイント