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簡単で可愛い「ポトス」を育ててみませんか?|私とGreenたち

観葉植物の優秀選手「ポトス」

ポトスは「初心者の登竜門」的な存在で、ほとんど失敗することがないと思っています。
私が子供の頃からある観葉植物で、昭和の喫茶店では当たり前のように植栽として使われていたほど。広く知られているポピュラーな存在です。

下記の画像は、沖縄・那覇市役所の中庭に上から垂れ下がるポトスです。さすが暖かい沖縄ですが、沖縄には見たこともないほど大きな葉のポトスが、ガジュマルの木などに着生しています。画像を撮っていなかったのでご紹介ができませんが、観葉植物を育てるには沖縄は最適です。

那覇市役所の中庭にはこんな風景があります

あまりにもポピュラーだし、初心者向けということもあり、もう卒業と思っていたのですが…
最近は品種改良された可愛い品種も多く出回っており、気が付けばポトスが我が家には4種類あり、ビックリでした💨
我が家のGreen達を、育て方などを交えてちょっとだけご紹介します♪

ポトス・パーフェクトグリーン

ダイソーの「Standard Products」で500円で購入
難易度:★☆☆☆☆ 注意点:特になし

「ポトス・パーフェクトグリーン」は、一目ぼれして即買いしました。そんなことは滅多にないのですが…
このふさふさの感じと、とてもきれいな緑色に魅了されました。
この画像は昨年のモノですが、今年はぐんぐん伸びて垂れてきたので切り戻し、水あげし発根したので、もうひと鉢増やしました。
とても丈夫だし、葉先が茶色く枯れることもなく、ずっと元気です。
今年もダイソーなどで、販売されていました。🔰初心者さんに特におすすめの品種です。

購入してきたら、そのままの鉢でもよいのですが、特にビニールポットだった場合は、植え替えることをおすすめします。雑貨店などではスリット鉢などで販売していることも多く、そのままでも問題なく元気にしていることも多いです。

ポトス・マーブルクィーン

メルカリで分けていただいた「ポトス・マーブルクイーン」
難易度:★★★☆☆ 注意点:冬の寒さと日当たり

どこで見たのか分かりませんが、名前の通りこの綺麗な葉に魅了され、探しましたが中々出会えず、とうとうメルカリで分けていただきました。この「ポトス・マーブルクイーン」は、沖縄からやってきました。

基本的に、街のどこかで出会うまで手を出すことはないのですが、どうしても出会えないときはメルカリでポチります。珍しい品種も、個人の方が出品していることもあり意外と安価で取引されています。
しかし、送料を抑えるため「抜き苗」など、鉢には入れず土から抜いた状態で送られてきたり、第四郵便という植物種子等郵便物が送れる安価な方法で送られてくることが多く、スーパーの天ぷらなどが入っている透明パックなどで送って来ることもありビックリします。
出品者の方の説明文をよく読んで、納得したうえで購入することをおすすめします。

「マーブルクィーン」葉の模様が本当にきれいで可愛いですね♡
ただ、ちょっと弱い気がするため初心者さんには難しいかもしれません。
葉の先が良く茶色く枯れてくることがありますが、原因がまだかわかりません。いまはまだ暑いのですが、二年目の冬越しがちょっと心配です。

ポトス・エンジョイ

沖縄単身赴任時代に、ホームセンターにて購入「ポトス・エンジョイ」
難易度:★☆☆☆☆ 注意点:特になし

何十年ぶりに購入したポトスがこの「ポトス・エンジョイ」
もっと葉が大きく、茎も短くふさふさ揃っていて可愛かったけど、恐らく肥料不足と、一度枯れかけてから葉が小さいままです。
また、3年ほど植え替えしていないので「根詰まり」していると思うので、寒くなるまえに、植え替えしてあげようと思います。
基本的に成長はゆっくりですが、水やり忘れてカラカラになっても意外と元気です。

ポトス・ライム

会社の事務所の株から切り戻して大きくなった「ポトス・ライム」
難易度:★★☆☆☆ 注意点:日当たり

この「ポトス・ライム」は、事務所にある植栽から切り戻し成長した株。
30年ほど前には出回っていた、意外と古くからある品種です。
成長は遅く、日当たりが悪いと葉の色が薄くなっていきます。
こちらも土がカラカラになってシナっとしても復活も早く、たくましい存在です。

長くなってきたら写真のように、ハンギングにできるのもポトスの楽しみ方のひとつ。ただ水やりが面倒なので、カラカラになりやすいので気を付けてください。
へご板を使って仕立てるポトスタワーは、昭和の喫茶店などの植栽としてよく見かけけた方法です。

ポトスの育て方

  • 用土
    観葉植物の土がおすすめですが、私は基本的に赤土7:腐葉土3で植えることが多いです。ほとんどのGreenたちが、この基本の土で植えています。基本的に、水はけがよく保水もしっかりしているできる環境がいいと思っています。我が家のような狭い住宅には、無機質の土であれば小さく育つのでいいと思っています。

  • 植え替え時期
    4~6月頃、9~11月頃。
    夏の暑い時期、冬の寒い時期は株が弱るため避けてください。植え替え後は、下から水が流れるまでたっぷりと水やりをしてください。

  • 置き場所
    夏はベランダで直射日光の当たらない日陰で!
    暑さが酷いときは、エアコンの効いた室内に避難しても問題ありませんが、エアコンの風が当たるところには置かないように。
    私は35℃の夏も遮光したベランダで育てていますが、元気です。
    (マーブルクィーンは怖いので室内に避難しました)
    冬は室内の日当たりの良い、暖かい場所で。
    日当たりが少ないと、色が薄くなる品種も多いです。

  • 水やり
    水苔または用土が乾いたらたっぷりと。いつもジメジメせず、しっかり乾くのを待ってから水やりが良いようです。また葉水も忘れずに!
    夏も冬も、午前中の11時頃までにやるようにし、どうしても以外は夜の水やりは避けます。

  • 冬越し
    昼間は日当たりの良いところに、夜は窓際は寒くなるので避けましょう。
    冬は水やりも控えめに。乾燥するので時々葉水をしてあげましょう。
    出来れば5℃以下にはならないように。

  • 肥料
    液肥を規定量より薄めにして2週間に一度程度施します。成長の止まる冬は控えめに。

  • 増やし方
    長くなったら切り戻しし、3節ぐらい残し3本ぐらいまとめて水でふやかした水苔でくるみ、小さな素焼きの鉢かスリット鉢に入れておけば、そのうち新芽が出て来ます。特に夏は気温が高いので、新芽が出る確率は上がるためおすすめです。

    ※育て方につきましては、私の経験からのご提案のため、保証はできません。あくまでも自己判断でご対応くださいますようお願いいたします。

ポトスの増やし方

増やし方もいたって簡単。
長くなったら切り戻して水にさしておけばすぐに根が出てくるので、その後は土に植えるだけ。
水に差しておけば、そのまま育てることも可能で、我が家では玄関やキッチンにはポトスの水差しがあります。
大きくなったり、鉢増ししたくなったら土に植えればいいので簡単です!
どんどん増えたらお友達のプレゼントにしても喜ばれますよ♡

初心者向けの観葉植物として定番のポトス。
まさかポトスに自分がハマるとは思わなかったけど、仕事をしていると平日はお手入れが朝と休日だけになるため、できるだけ手間の少ないGreenに手が出てしまいます。
でも、特に夏は早く起きてGreen達との楽しい時間が、癒しの大切な時間で、出かける支度を忘れてしまいそうになるほどです。
一人暮らしでもGreen達がいるだけで、ホッとする大切な家族のような存在です。まずはお迎えしてGreen達との生活を始めてみませんか。

※育て方などは、私の経験からのご紹介のため、一般的ではないかもしれません。また、上手く育つかは必ずしも保証できませんので、自己判断でよろしくお願いいたします。


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