決断を先送りしたらボコボコに吊し上げられた話
こんにちは、ごっちんです。
即断即決して、やる or やらないをグダグダ悩まずにさっさと決めれるようになると、心も身体も軽くなれます。
サラリーマン時代にメーカーの生産管理課長をやってました。
生産管理というのは、工場の年間・月間・日別の生産台数を決めたりするので、工場のコントロールタワーなんてカッコよくスマートな感じで言われるんですが、現実はクソほど大変で泥臭い仕事です。
ちょうど去年のいまごろ、コロナがまだ大変なことになってるときでした。
部品を発注してるメーカーで、オミクロンのクラスターが発生して、1週間で予定していた製品の部品が入らないことになったんです。
当然、僕のいた工場は大混乱です。
生産予定してたものが作れないのに、そのクラスターが出た企業の部品以外は全部工場に入ってきてしまいます。
ちなみに、こちらの都合で他の部品の発注を取り消したりすると、下請法違反でOUTです。
生産計画はシステムで入力するのですが、できる限り近い日程から計画変更していかないと、部品が溢れかえるのは目に見えています。
なんですが、僕はなぜかこのタイミングで、計画変更する決断を1日先送りしてしまいました。
計画変更自体はやることは確定なんですが、じゃあいつ再搭載するんだとか、考えなきゃいけないことが山のようにあるんです。
これ、結構しんどいんですよね。
で、多分、追い込まれすぎ&疲労困憊すぎて、考えることを放棄したんだと思いますw
で、1日決断を遅らせてしまって、1日分余計に部品が納入されてきてしまい、工場の現場はマジで足の踏み場もないぐらいに部品で溢れかえりました。
メーカーって”安全”が神様で、安全神様を蔑ろにするような行動をすると、マジで吊し上げを喰らいます。
もれなく僕も、「なんで早く計画変えなかったんだ!!!」ってボコボコにされました。
まー確かにそうです。
計画変えなかった理由が言えませんでした。(疲れてたからとは言えない)
いくら疲れ果てて疲労困憊だからって、決めなきゃいけないこと、やらなきゃいけないことを先送りしたのは事実。
いつも即断即決するように意識してたし、僕が課長になって初めてのMTGでは、
「成長」
「即断即決」
「笑」
という理念を部下のみんな伝えてたのに、、、
自分でできないのはマジでダサすぎるって猛省しました。
それ以降は会社でも独立したあとも、なにやるにせよ即断即決で動いてます。
失敗してもいいからとにかく早く決める、これを鉄の掟にして活動してます。
ダサいのはもう2度とゴメンですからね。
やるのもやらないのも、即断即決でさっさと決めてしまうと、心のモヤモヤが消えてスッキリします。
僕が特に即断即決で意識してるのは、「やらない決断」です。
僕はオウンドメディアを運営しながら情報発信するスモールビジネスをやってます。
裏のメルマガでも、いろんな視点でモノゴトを話してます。
かなりアンテナ広くしてるので、いろんなことに興味が湧いてしまって、あれもこれもやりたいってすぐなってしまいます。
でも、時間は限られてるので、一番成果の出る「センターピン」に集中しないとダメです。
僕のセンターピンは、こういう文章を書くこと・それをもとにYouTubeで喋ること・知識と経験のインプット、このあたりです。
これ以外のことは「いまはやらない」と決断して実行してます。
もし、いろんな選択肢がある状況で、頭がごちゃごちゃしてどれを選んだらいいのかわからなくなったら、まずはやらないことを決めていくといいです。
それを即断即決で決める。
即断即決って「慣れる」ので、やってるとサクサク決めれるようになります。
サクサク決めれるようになると、心も身体も軽くなってもっと簡単に決められるようになるし、決めた行動もしやすくなります。
たとえば副業でオウンドメディアを運営するなら、いろんなものを「捨てる決断」をしないとダメです。
自分の余暇時間でやってたSNSとか、娯楽のYouTubeとかNetflixとか。
こういうのをサクッと秒で即断即決していまから実行できる人ってなかなかいないので、それだけでも希少価値が高くなります。
いま、娯楽系のアプリやらない決断してアンインストールできた人は、超絶希少価値高い行動力+素直さなので、こういう行動力とか即断即決力をアピールするのもかなり有効なブランディングになってきますね。