8.18歳の自分に勇気づけられた話.2
前回の続きとなります。
近年は写真や動画として思い出を保存することが多く、なかなか日記を日常的に書く人も減ってきているような気がしないでもないですね。
きっかけ
18歳の自分の恋愛模様、
あれから6年も経って、
再びこの日記の鍵を開けたのには、
いくつかのきっかけがあった。
先月、ジムで筋トレをしていた。
インターバルでふとインスタを開いた時に、
1番最初に出てきたポスト、
高校生の時に好きだった人が、
彼氏との写真をあげていた。
その子のポストが出てきた時点でびっくり、
さらにお相手がいらっしゃるということで、
さらにさらに驚いた、
それでも何か、とても嬉しかった。
卒業後2年ぐらいは、
引きずったかもしれない気持ち。
当時は自分の100%を出し切っての完全燃焼、
今はもう未練のかけらもなく、
嫉妬の一滴も出ない。
ただ、必ず幸せになってほしい、
その思いだけはずっと心の奥にあった。
ほんとに嬉しくて、
それと同時に、
当時書いていた日記の存在を思い出した。
その子に告白するまでは、
どこか消極的で、一匹狼で、
第1志望の大学もE判定だった、
なんの取り柄もなかった自分。
そんな自分を、
迷ったら必ず行動する、
超ポジティブで、楽観的で、
前向きな人間に変えてくれた。
そして世界史と英語に、
更なるモチベーションをくれて、
外大に進んで、
そこからドイツへの交換留学に繋がり、
ついにはドイツの大学院で勉強する現在にまで。
自分の人生の方向を、
ガラッと変えてくれた、
そんな影響を与えたくれた人。
少し大袈裟かもしれないけど、
そんな人、
なかなか人生の早い段階で出会えないだろうし、
これから先も、
そう簡単には出会えないかもしれない。
もう卒業してから6年、
長い間会っていなければ、
連絡も取っていないし、
恐らくこれからも、
直接言葉を交わす機会は少ないだろう。
代わりにここで、
向き合ってくれて、ありがとう。
そして、自分という人間を、
変えてくれてありがとう。
そしてもう1つ、
今まさに、
当時を何倍にも超えるような、
大きな出逢いを、
自分は経験している。
最初は半信半疑で、
悲観的だった。
自分なんて、多分ずっと独りなんだろう。
それでも会うたびに、
喋るたびに、惹かれていく。
今行動しないと、絶対後悔する。
そんな想いが、心の奥底から湧いてくる。
日記を見直したのは、
当時のことをしっかり振り返って、
100%消化して、
そこから学んで、
また1歩ずつ前に進むためだ。
でもそれ以上に、
18歳の自分が書いた日記は、
外国で生きる今の自分に、
とてつもないエネルギーを送ってくれている。
そして今度は、
未来の自分に、
力をあげられるように、
迷ったら必ず行動しろ、
そして前に進め。
どんな結果になろうが、
俺はお前の判断を100%尊重する。
ここで1曲
今夜のリクエストは
あいみょんで、『今夜このまま』
当時、花火の季節も過ぎて、
高3の10月、11月、12月と、
大学受験も佳境に入った頃。
『マリーゴールド』で、
爆発的にヒットしたあいみょん、
だがそれよりも自分がハマったのが、
この歌だった。
早朝は補習、放課後は塾、
なかなか抜け出せない、
そしてゴールも遠い受験勉強の日々、
ストレスを感じながら、
一方で想いを伝えた人とさらに距離を縮めたい、
それでも目に見えない色んなものに縛られ、
自由に動けない。
それでも消えないこの想い、
運命的な何かに期待するしかないのか。
そんな当時の心情と歌詞が、
完璧にマッチしていた。
久しぶりに聴いてみると、
当時とは違えど、
今度は今の心情と歌詞が、
沢山一致していることに気づく。
マスターの授業に準備、
仕事、ドイツ語の勉強、
出来上がったルーティンの中で過ごす日々、
退屈に感じながらも抜け出せない。
一方で、
自分の人生をもっと楽しみたい、
会いたい人がいるのに、
なかなか近づけない、
そんなやりきれない思い、
筋トレで飲み込んで、
また進む、
このままでは終わらせない、と意気込む。
それでも何も出来なくて、
味気のない夜に寝入ることもある。
そんな時に、聴きたい1曲。
普段はあまり
過去のことを振り返らない性格なんですが、Noteを書いてる時は、
じっくり過去の自分と
向き合えている気がします。
それではまた、