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てっちゃん先生の新常識な咳止めな話

咳止め飲んでも治らない(・_・;)

今の時期とても多い症状として、
咳が止まらない…
咳で夜眠れない…
体力の消耗が激しい…
周りの目が…
と、訴える方が非常に多いです。

病院で薬をもらい飲んでも治らない!
そう、それは当たり前なんです。

そもそも原因って?

東洋医学では咳とは肺陰虚と言って、肺の陰(潤いの成分)が不足している状態を指します。
陰とは、潤い・滋養・冷却の要素を表し、体内のバランスを保つために重要です。
肺陰虚になると…
・のどの渇き
・渇いた咳
・呼吸の苦しさ
・肌の乾燥
・発熱感やほてり
・全身疲労感
が出やすくなります。

原因としては、生活習慣やストレス、慢性的な病気などとされています。

副腎が大事!

何か症状が出るという事はその場に炎症が起きていることが多いです。
そしてその炎症を抑えるホルモンが体の副腎という臓器に存在します。
【コルチゾール】と言ってその働きは、
1.ストレス応対・・・体がストレスを感じると分泌量が増え、対処しようとします。
2.代謝調整・・・タンパク質の代謝を調整し、血糖値を上げエネルギーを供給します。
3.免疫反応の抑制・・・抗炎症作用があり、免疫系の過剰な反応を抑える事で、炎症を和らげます。 
4.血圧の調整・・・血圧を維持し、血管の収縮を促進する事で血圧を上昇させたりします。
5.水分バランスの調整・・・ナトリウムと水の再吸収を促進しバランスを保ちます。
このように身体の恒常性を維持する為に必要不可欠なものとなります。

副腎が弱まると…

咳を抑える単にはこのコルチゾールの分泌は必要不可欠です。
しかし、コルチゾールが出にくくなる要因が多々あります。
それが、
慢性的ストレス、不適切な食生活、睡眠不足、カフェイン、薬物の使用。
特にその中でも、カフェインと食事(涙)
食事は4毒と言われている、
・小麦(グルテン)
・糖(加工肉や人工甘味料)
・乳製品(アイスやケーキ)
・油(特にファーストフードや揚げ物)
これらをよく食べる人は炎症が抑えにくくなる為に回復は遠のくでしょう。

咳を止めたいなら…

まず東洋医学では、足りないものは補い、摂りすぎているものは排除するといった概念があります。
そして今の世の中ですと、ほとんどがマイナス方式、すなわち摂りすぎているものを排除しなければ治るものも治りません。

それ以外で治療としては断食や、鍼灸、自然に良く触れる、デジタルデトックスなどを進めております。

特に鍼灸は副腎の働きを高めると共に大腸の働きをあげます(便秘な人ほど咳が出やすい!?)
実は肺と大腸は東洋医学では表裏の臓器でお互いを補い合います。
よって腸内環境も実は咳を止めるにはとても重要なんです。
乳酸菌や鉄、ビタミンも良く摂りましょう。

セルフケア!

セルフケアとしては、ドライヤーを使います。
胸からお腹にかけて各場所1分程少しだけ熱い程度に温めてください。
それと、小銭の100円と10円を用意し重ねます。
カセな両方がピタッとあったまま、おへそ周りから胸にかけてはじくように擦ります。
これをテレビとかを見ながらでいいので毎日してみてください。

結構止まります。ただし上記に書いた食ももちろん省くのも大事です。

治療院での咳止め治療は、鍼よりもお灸がとても効果的です。
私の治療院にも咳が~と来られますが、大腿その場で止まり再発もほとんどしません。
施術は座ってやります。寝かせると副交感神経が高まり咳が出やすくなるために。
座ったまま足、背中にお灸をやります。本当に効きます(^-^)

セルフケアやお悩みを解消したい方は毎月健康セミナーを開催しておりますのでお問い合わせください。

次回は11月26日火曜日です。
10時から12時半(一般の方メイン)
13時半から16時半(プロの方メイン)
東京都墨田区業平3-3-8
03-5637-8316
https://tsunagute.tokyo/
つなぐ手治療院




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