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血となり肉となる体験

めおとへんろのすすめ ~夫(わたし)のへんろエッセイ~


「NHK100分de名著」の番組講師陣による特別エッセイ集の中に、河合俊雄先生(臨床心理学)の文章がありました。

・文学作品であれ、哲学書であれ、情報としての効率は悪いように思えても、一つの作品をじっくりと読み通し、体験することではじめて自分の身につくようになる。それには時間の要素が大きい。

・名著と言われるものは、長い時間を経ても残ってきただけの価値がある。そして時間をかけて読むという体験があってこそ自分の身につき、そこから新しいものが生まれてくる。

・自分で思ったほども数は読めなかったけれども、それを発表しあう研究会も行っていて、読んだものは文字どおり自分の血となり、肉となっていると思う。

・自分で読めなくても、それを本当に身につけている人から話を聴くのは、普通の情報とは全然違う質のものだと思う。

「血となり肉となる読書」から

歴史を経て 残って来たものを
時間をかけて 自身で体験すること
その体験を アウトプットすること
実体験をされた方の話を 聴くこと

 時代を越え 受け継がれてきた 遍路・巡礼の旅を、時間をかけて体験し、noteにしたためたり、他の人の体験談を聴いたりしていく中で、何かしら自分の血肉となるものが、生まれてくるだろうか…。

神聖な場所で
自然の声に耳を澄ます
ちなみに
カミさんにとっての
血肉はこちら


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