ケーキの話をしよう。
私はよく通っているケーキ屋さんがある。
TwitterやInstagramでよく投稿しているのでどこなのかは言及するのをやめておこう。
とにかくめちゃくちゃ美味しいのだ。
というわけで、そのケーキ屋さんの素晴らしさについてただ語ろうと思う。
まずもって、とにかく美味しい。
パイが美味しい。ミルフィーユを食べるとわかるが、脆くなく、しかも硬くもなく、しかもパリパリサクサクで、表面はツヤツヤトゥルントゥルンなのだ。ケーキ用フォークで切れる。うまい。味わい深く香ばしく、うまい。
ちなみにミルフィーユは人気で午前中にとっととなくなりがちらしい。
私は行く時間を決めておらず適当に行くため、ショーケース内にあって、気分が乗ったら食べるようにしている。
ちなみにミルフィーユは、春夏と秋冬で変わる。
春夏は上に載っているのがたぶんラズベリー?(私のベリー系の食べ物に関する知識はとても浅いので信用しなくていい)とホイップクリームで軽やか。
秋冬はキャラメルクリームにキャラメルソースだ。
ちなみに私は断然秋冬派だ。
クレームブリュレ大好きマンだからである。
しかも固まったキャラメルは歯にくっつくので少々厄介だが、キャラメルソースもキャラメルクリームも歯につかない!ビューティフル!!素敵だ。
カスタードクリームも美味しい。このお店のクレームヴァニーユ(平たくゆうとプリンだ。まじめにクレームヴァニーユと言ったら、店員さんにプリンですね、と言われた。プリンだな)や、モチのロンだとも!ミルフィーユにも使われている(ちなみにモチのロンだとも!というのは私の好きなケルトの英雄のスマホゲームバージョンのセリフだ。なぜいちいちモチとロンを分けるのか私は知らない……)。
ちょっと待て、カッコ書きをすると何を書いているのか自分でもよくわからなくなってきた。
いけないいけない。
よく話があっちこっちに飛ぶタイプなのだ。
閑話を休題しなければ。
さて何の話だったか……カスタードクリームの話であったな!!あれはうまい。賛美に値する。あれを作ったどこかのパティシエに最高の敬意を。勲章でも国家功労賞でもなんでも送るといい。
人々の幸福……いや口福への多大なる貢献!!
失敬。また感情がどこかに言った。
さてさて、好きなケーキ屋さんの好きなところだったな。
次にだ。
柑橘類の加工っぷりがいい!ナイス!素晴らしいのだ!!
わたくしお菓子に使われているときの柑橘類のあの妙な水っぽさや酸っぱさに、うんざりしていた者。
甘いもの食べているのに水っぽいってどないなん!!
……失敬。お国の言葉が出てしまった。
大阪出身京都在住、みゅうと申します。よろしく。
さて柑橘類の加工の話なのだが、なんと件のケーキ屋殿。チョコレートにレモンを合わせてくるのだ。
しかもうまい……!!!
ちなみに見た目はどう見てもクマちゃんだった。うまいクマちゃん。
それはさておき、檸檬……それは梶井基次郎……レモンが酸っぱくなくて、きちんと甘くてチョコレートの味とマリアージュしているのだ。
これは、甘さのなんたるかを理解した所業……しかもきちんとレモンの味はする。美味。しかし酸っぱくなく水っぽくもなく、味は濃縮されつつも、ほどよい濃さなのだ……。
ケーキに合わせる果物の処理というものはこのように成すものなのか……流石はプロ、見事だ……。
ちなみにレモンにチョコレートのものもあったが、キャラメルにオレンジもあった。これもすごく美味しい……。ちなみに今のシーズンはちょうど、店頭に並んでいる。なんとなくどこのお店か知っている方はお試しになるがよかろう。
さて、このお店ショコラトリーではないのにも関わらず、やたらとチョコレートケーキが美味しい。いろいろ出ている。本当に美味しい。
チョコに関しては、わたくし、変に本格派なのはよくわからず、ミルクチョコレートとかガトーショコラとかフォンダンショコラとか、しっかり甘いチョコレートが好きな者。
しかし、そういう素人にも即座に理解できる甘さと美味しさなのだ。
そう、全体的にいえることだが、このお店、素人が瞬殺でわかる美味しさなのだ。
玄人しかわからない美味しさというものも世の中にはあるし、それはそれで面白いのだが。
とにかく口に入れて、瞬時に「天国………!」と思えるケーキって最高ではないか。
つまり最高なのだ。
なにがつまりだ。
最初から最高なのである。
ちなみにまだまだ言いたいことはあるし、ありまくるのだが、なんとなくキリがいいのでここらへんで終わりにせむとす。
追伸
Twitterアカウント@ginyumu又はInstagram@ginyushijinmuにて、そのケーキ屋さんのケーキを、紅茶ペアリングと共にアップしまくっているので、興味を持たれた奇特なお方は見てくださるがいい。そして貴方もケーキについて語りまくればいいと思う。
ケーキの話をしよう。この記事はただそれだけの記事である。
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