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野球観戦が趣味です。これまではスコアを書きながら試合を観るだけでしたが、少しずつ自分の…

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野球観戦が趣味です。これまではスコアを書きながら試合を観るだけでしたが、少しずつ自分の感じたことをアウトプットしたくなってきたので、のんびりと何かしら発信していきます。主に東京六大学・阪神タイガース、たまに社会人(東京・神奈川)・東都。※すべて個人の意見です。

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【東京六大学野球】2022プロ志望届提出選手紹介【ドラフト】

 こんにちは、宜野座パーラーです。しばらく書くのをサボっていましたが、10月20日のNPBドラフト会議に向けて久しぶりの記事です。  ここでは、東京六大学野球連盟所属でプロ志望届を提出した選手の紹介をします。昨年は東京六大学からプロ志望届を提出したのは16選手でしたが、今年は24選手と大幅に増えました。昨年は4本の記事に分けましたが、今年は1本で書いているので大容量です(何本かに分けた方が読みやすいなどのコメントがあればぜひ…!)。 はじめに(読み飛ばしても問題ないです)

    • 【東京六大学野球】FIPで見るプロ入りに必要な成績(投手・2023年版)【ドラフト】

       こんにちは、宜野座パーラーです。(もはやオフシーズンとはいえない時期になりましたが)今オフシーズン2本目の記事です。  ここでは2022年版に引き続き、「FIP」という指標に着目し、東京六大学の投手がプロ入りするためにはどの程度の成績が必要なのか、についてまとめました。2023年ドラフトの結果を受けたアップデート版の記事となります。 1.2022年版と変わらず、「FIP3.5未満」がプロ入りの目安 2023年ドラフトは大学生投手が豊作と言われ、現にドラフト1位で8人もの

      • 【東京六大学野球】RC27で見るプロ入りに必要な成績(野手・2023年版)【ドラフト】

         こんにちは、宜野座パーラーです。今オフシーズン中も自由研究として、(もう年が明けて1ヶ月くらい経っちゃいましたが)何本か書いていこうと思っています。ここでは2022年版に引き続き、「RC27」という指標に着目し、東京六大学の野手がNPB入りするためにはどの程度の成績を残す必要があるか、2023年ドラフトの結果を加味したアップデート版を書きました。 1.これまでと変わらず、RC27「6」以上がひとつの目安。近年は守備力がウリでも一定以上の打撃力が必要か 本記事では2022年

        • 【東京六大学野球】2023プロ志望届提出選手紹介【ドラフト】

           こんにちは、宜野座パーラーです。10月26日のNPBドラフト会議に向けて、今年も東京六大学連盟所属でプロ志望届を提出した全選手の紹介をします。  今年は早い段階から着手し、随時更新で書き進めてみました。これで最終版となります。 0.更新履歴・9月8日:慶大・廣瀬、早大・熊田、立大・池田を追加。成績は2023春終了時点。 ・9月20日:明大・石原、蒔田、村田、上田希、法大・尾﨑、早大・加藤を追加。成績を2週目終了時点に更新。 ・10月4日:立大・三沢を追加。成績を4週目終

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        【東京六大学野球】2022プロ志望届提出選手紹介【ドラフト】

          【阪神】投手運用から振り返る前半戦

           こんにちは、宜野座パーラーです。この記事が出る頃にはもう7月末、あるいは8月頭でしょうが、ここでは阪神タイガースの前半戦(オールスターまで)を投手運用に注目して振り返ろうと思います。 1.5月に9連勝も交流戦で苦戦 本題の投手運用に入る前に、阪神の前半戦の順位と貯金の推移を振り返ります(図表1)。5月に怒涛の9連勝を含む月間19勝を上げるなど、絶好調な時期こそありましたが、そこを除くと意外と勝ちきれない展開が続きました。  特に交流戦は雨天中止の影響による9連戦(6月3

          【阪神】投手運用から振り返る前半戦

          【阪神】リリーフ陣が大車輪の活躍で驚異の月間19勝(5月振り返り)

           こんにちは、宜野座パーラーです。今月も阪神タイガースの戦いを投手運用の切り口から振り返ってみます。  先月の振り返り記事はこちらです。 5月は9連勝を含む月間19勝 今月もまずは全体感から振り返りましょう。5月11日のヤクルト戦から7連勝すると、19日の1敗を挟んで、翌日から今度は怒涛の9連勝(図表1)。終わってみれば5月は19勝5敗で、13日に首位に立つとそのまま首位の座をキープし、最高の状態で交流戦に入りました(図表2)。 GW明けにローテ再編、青柳はいったん2軍

          【阪神】リリーフ陣が大車輪の活躍で驚異の月間19勝(5月振り返り)

          【阪神】意外と余裕を持った投手運用で一安心(~GW振り返り)

           こんにちは、宜野座パーラーです。いつもは東京六大学野球のことを書いていますが、今年は少しテーマを広げてNPB(阪神ファンなので阪神)についても扱ってみようかと思います。  近年、ペナントを制するチームは投手運用を徹底しているイメージがあり、143試合+ポストシーズンを戦い抜くためには投手陣の整備・管理が重要であることに異論はないでしょう。  そこで、ここではGW終了時点(5月7日)までの阪神タイガースの投手運用について振り返ってみます。 今年は順調な滑り出し 本題に入

          【阪神】意外と余裕を持った投手運用で一安心(~GW振り返り)

          【東京六大学野球】注目の新4年生野手【ドラフト】

           こんにちは、宜野座パーラーです。4月8日開幕の東京六大学野球ですが、前回の記事に引き続き、今回は注目の新4年生野手について、3年生までの成績も交えながら取り上げます。 1.新4年生野手成績一覧 図表1は通算50打席以上の新4年生野手の成績一覧です。RC27については後述の関連記事で細かく書いていますが、プロ入りの目安として「6以上」(守備力が売りならば4以上でも可能性あり)がひとつの基準になろうかと考えています。現状では2選手が6以上、6選手が4以上で、今年は投手に比べる

          【東京六大学野球】注目の新4年生野手【ドラフト】

          【東京六大学野球】注目の新4年生投手【ドラフト】

           こんにちは、宜野座パーラーです。最近は暖かい日も多く、急に野球シーズンが到来したような感じですね。東京六大学野球も春季リーグ戦の日程が発表され、4月8日に開幕します。  ここでは、注目の新4年生投手について、3年生までの成績を踏まえながら取り上げていこうと思います。 1.新4年生投手成績一覧 図表は通算20投球回以上の新4年生投手の成績一覧です。細かい内容は後述の通りですが、今年も実績十分な4年生投手が揃っています。過去の記事で取り上げた通り、プロ入りの目安を「FIP3

          【東京六大学野球】注目の新4年生投手【ドラフト】

          【東京六大学野球】続・FIPで見るプロ入りに必要な成績(投手・2022年版)【ドラフト】

           こんにちは、宜野座パーラーです。プロ野球もオープン戦が始まり、いよいよ球春到来という感じですね。オフシーズン中の自由研究もラストの第4弾です。今回は第2弾で書いたもの(以下の記事です。ぜひこちらもご覧ください)の続編となります。  以前の記事では「FIP」という指標に注目し、東京六大学の投手がプロ入りするには「FIP3未満が目安」だと結論付けました。ただ、これも野手編と同様に、プロ入りした選手のみを分析対象としていたため、指名漏れの選手を考慮していない不完全なものでした。

          【東京六大学野球】続・FIPで見るプロ入りに必要な成績(投手・2022年版)【ドラフト】

          【東京六大学野球】続・RC27で見るプロ入りに必要な成績(野手・2022年版)【ドラフト】

           こんにちは、宜野座パーラーです。オフシーズン中の自由研究第3弾は、第1弾で書いたもの(以下の記事です。こちらもご覧ください)の続編というか、完全編というか、そういう感じの内容の記事です。  以前の記事では「RC27」という指標に注目し、東京六大学の野手がドラフトで指名されるためには「RC27で6以上(守備力が売りならば4以上)」がひとつ目安だと書きました。ただ、その記事ではプロ入りした選手のみの数字を取り上げ、いわゆる指名漏れした選手の成績まで加味した分析ができていません

          【東京六大学野球】続・RC27で見るプロ入りに必要な成績(野手・2022年版)【ドラフト】

          【東京六大学野球】FIPで見るプロ入りに必要な成績(投手・2022年版)【ドラフト】

           明けましておめでとうございます、宜野座パーラーです。さて、オフシーズン中の自由研究第2弾です。  今回は東京六大学の投手がドラフト指名されるためにはどの程度の成績が必要なのか、「FIP」という指標に注目してまとめてみました。 【こちらもご覧ください】RC27という指標に注目し、野手編について書いています。 1.結論:FIP「3」未満がプロ入りの目安 詳細は後述しますが、2010年以降のドラフト指名投手を対象に集計してみると、FIP「3」を切るあたりがプロ入りの一つの目

          【東京六大学野球】FIPで見るプロ入りに必要な成績(投手・2022年版)【ドラフト】

          【東京六大学野球】RC27で見るプロ入りに必要な成績(野手・2022年版)【ドラフト】

           こんにちは、宜野座パーラーです。オフシーズン中に「自由研究」的なノリで、何本か書いてみたいと思っています。  ここでは、ちょっとマニアックですが「RC27」という指標に着目し、東京六大学の野手がドラフト指名されてNPB入りするためにはどの程度の成績を残す必要があるのかを書いてみました。 1.結論:RC27「6」以上が目安、守備力がウリならば4以上でも可能性あり 詳細は後述しますが、2010年以降のドラフト指名野手を対象に集計した結果、NPB入りするためにはRC27「6」

          【東京六大学野球】RC27で見るプロ入りに必要な成績(野手・2022年版)【ドラフト】

          【東京六大学野球】2022年春季リーグ戦 明治大ー立教大の見どころ

          【こちらもご覧ください】  第3週までの振り返りは以下の記事でも取り上げています。 第6週までの戦い(明治大) 明大はここまでの4カード中3カードで第3戦以降までもつれ、粘り強く戦うことで勝ち点4の首位で最終カードを迎えます。3カード目の法大戦は4回戦まで、4カード目の慶大戦では3回戦まで戦い、総力戦での試合展開が続いています。  投げては蒔田稔(③九州学院)と村田賢一(③春日部共栄)が活躍を見せ、揃ってリーグトップタイの4勝。2人合計の投球回はチーム全体の70%以上を占め

          【東京六大学野球】2022年春季リーグ戦 明治大ー立教大の見どころ

          【東京六大学野球】2022年春季リーグ戦 序盤振り返り

          【こちらもご覧ください】  開幕前に個人的注目ポイントについて書いた記事です。  第3週終了時点での順位表とチーム成績は以下の通りです。まだ序盤ですが、慶大と明大が勝ち点2で一歩リードしています。チーム成績で見ても、慶大と明大は特に打撃成績でかなり良い数字をここまで残しています。 慶應義塾大勝ち点2でのスタートも投手陣は不安だらけ  結果だけ見れば4勝1分の勝ち点2で、今季も好調に滑り出したかのようにも見えますが、投手陣はかなり苦しんでいます。橋本達弥(④長田)と増居翔

          【東京六大学野球】2022年春季リーグ戦 序盤振り返り

          【東京六大学野球】2022年春季リーグ戦(個人的)注目ポイント②

          【こちらもご覧ください】前半の記事はこちらです。  念のためですが、私はごく一般の東京六大学野球ファンなので、世の中に公表されている情報以上のことは知りません。そのため、なるべく公表事実を参考に書くつもりですが、推測もそれなりに多くなることを改めてお断りします。 明治大  明大はオープン戦初戦が3月16日と遅く、例年より実戦の機会が少ない状況でリーグ戦を迎えます。公表されている情報が少なく、明大スポーツの記事や3月27日の社会人対抗戦(対JR東日本)を参考に、気になった内

          【東京六大学野球】2022年春季リーグ戦(個人的)注目ポイント②