カンノーリ Cannoli とババ Baba で Coffee time
カンノーリ Cannoli と ババ Baba が食べてみたい。
Leave the gun. Take the cannoli.
映画「ゴッドファーザー」の中の台詞や「ゴッドファーザー PARTⅢ」での毒殺シーンで使われたシチリアの郷土菓子がカンノーリ(cannolo 単数形-cannoli 複数形)。
都内でもカンノーリを売っているイタリア菓子店があるという。
ババもあるというからには行ってみるっきゃないでしょ。
東京メトロ有楽町線新富町駅3番出口から徒歩1分、
ありふれたビル街の間の真っ白い箱みたいなお店が Litus リートゥス!
正午前に着くとすでに先客ありの人気店。
とても小さな店内にはカウンターとショーケースとイタリアの焼き菓子の陳列台、お店の奥には、ガラス越しに広い厨房が見える。
中ではオーナーパティシエの塩月沙織さんが生地を捏ねたりしていらっしゃる姿が見える。
わぁ、おいしそうだわとショーケースのサンプルをワクワクしながらのぞき込む。
迷わずカンノーリとエスプレッソを頼む。
注文を受けてから、パリッパリの生地にパティシエがリコッタチーズクリームを詰めてくださるから出来立てが味わえるという贅沢、そりゃイートインでしょ。
ドキドキっ 期待にワクワクっ!
ずしりと重いカンノーリ、さてどんなお味なのかしら。
揚げてあるからもっとオイリーかなと思いきや、サクッサクとかるい、かるいといっても薄いわけではなく、しっかり粉の味がする厚さ、そしてたっぷりのリコッタチーズクリームもいっしょに頬張る。
バランスがとてもいいのです。
生クリームの味でもなくクリームチーズの味でもなく、これがイタリアの良質のリコッタチーズなのだというリコッタメッセージを受け止めました。
もっともっと甘いのだろうと覚悟していたけれど、ほのかな甘さ。
ズシリと手には重いけれど、胃にはまったく重くなくて、一人で一個完食。
合間に飲むエスプレッソがまた最高のバディ。
これはまた来なくちゃね。
テイクアウトのババを受け取って駅へと向かう。
その後所用でウロウロして帰宅。
ババの時間
ババへの興味は、ババミスって何?からの興味で、その言葉のインパクトが大で、何なの?ババミス?
ババミスはババとティラミスの融合スイーツで、ビスコッティの代わりにババを使ったティラミスがババミスらしい。
だったらまずババを食べてみなきゃ、からのババ購入。
ラム酒でしっとりしたブリオッシュを、ナイフですぅ~っとカットして生クリームをつけて口に運ぶ。
ジュワワ~っとラム酒とシロップの混合液がにじみ出る。
ラム酒の香りが立ちあがる。
たぶんショットグラス一杯分ぐらいのラム酒が使ってあるのじゃないだろうか。いや、半杯?とにかく!ふわ~っ、酔っぱらっちゃったぞぃ。
これ、おやつに食べると大変だわ。酔っぱらう。
ずいぶん昔に食べたサヴァランを思い出してみると、ババは程よい甘さでとても素朴な味でした。
それにしてもカンノーリの余韻が続く続く。
何なんだろう?また食べたくなるカンノーリ。
また買いに行きたいな、カンノーリ。