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『アリエナイ本の街神保町』へ

長男が肌身離さず持ち歩く本がある。薬理凶室の本であり、こちらは一部が有害図書に指定されてしまったために、長男が「鳥取県のじーさん、ばーさんのせいで有害図書に指定された」とぼやいている話を以前書いた。

その作者であるくられ先生に関連したイベントが神保町で開かれているとのことで長男と行ってきた(開催期間は、11月15日(水)~12月24日(日)まで)。

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まずは上記マップを入手しようと、書泉グランデへ。この日は複数の書店を行ったり来たりしたのだが、くられ先生の著作やグッズが一番多く置かれていたのはこちらの書店であったように思う。

クラレ先生の本がずらり

長男のお目当てはもっぱら本であったが、記念ガチャもあるとのことで入手しに行ったところ、側にユーモア溢れるポスターが貼られていた。こうして何冊かは絶版になってしまっている。

有害図書最高金賞受賞ポスター


次に向かった三省堂書店には、先生達のお勧めの書籍が集まっているということで、長男も喜ぶに違いないと思って連れて行ってきた。お勧めの本は以下の動画の中で紹介されている。

三省堂書店

先生お勧めの本については、全部買うと相当な金額になることもあり、まずは図書館にあれば借りることにして、図書館には無さそうな本や、どうしてもこの日読みたかった本だけ急ぎ購入することにした。

三省堂書店と書泉グランデで購入した本。書泉グランデさんでは、対象の本を買うとくられ先生の私物のグッズなどが当たるフェアを実施中。長男はネクタイをいただいた。

そしてこの後、長男が今回の企画で絶版本を手に入れる手がかりがあるかもしれないと、書泉グランデに戻って確認したいと言うので戻ったところ、やはり書店での取り扱いはなかったものの、今回のイベントでコラボしている眞踏珈琲店で期間限定で絶版本が読めるとの情報を入手し、喜び勇んで向かったのだった。

入口に着いたときには、中が見えなかったこともあり、ここで合っているのかと迷ったのだが、ドアを開けると、どこでもドアで別世界に来たのかと思うような空間が広がっていた。

眞踏珈琲店

(店内の写真は、〈113〉研究者気質が光る味 神保町の隠れ家「眞踏珈琲店」に沢山あります。)

こちらのカフェでは期間中、くられ先生の絶版となった本を読むことができる。

この日、夫にLINEで長男の読んでいる姿とともに、上の本が読めたと送ったら、「クリスマスプレゼントに」と返ってきたため、「絶版本で買えない」と伝えたところ、夫がタイトルを訊いてきて、調べたらネットで中古で買えそうとのことで、その場で手配してくれたのだった。

この日は長男の大好きなくられ先生の企画イベントに連れてこれただけでも嬉しかったのに、夫の提案で絶版本も買ってやれたことは、私にとってもとても嬉しいことだった。それはもしかしたら、最近あまり書いていないけれど、長男とは親子関係がかなり不安定になっていて、それこそ長男の中学受験のサポートも危ぶまれるようなことも多々あり、一寸先は闇のような中にいたからこそ尚更嬉しかったのかもしれないと思う。

中古で購入

長男とは外出する機会がなかなか持てない中、絶対喜ぶだろうと思って連れて行き、実際長男も喜んでくれたのは何よりだったと思う。

(タイトル画像:https://prtimes.jp/i/16756/4852/resize/d16756-4852-78ada6b6cfcab6ce5511-1.png



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