今とこれから。
幼少期の頃から、私は周囲との関係や環境にうまく適応できずにいました。変わり者と見なされ、奇異な目で見られることも少なくありませんでした。社会に出て初めて、私は他の多くの人たちとは違う世界を生きているのではないかと強く感じ、そこから鬱になったりして絶望感に苛まれていた時期もありました。
幸運だったのは、小学校を除いて、中高大と一貫した環境で育ったことです。その学校は少数派が集まる場所であり、超がつくほどの裕福な家庭の出身者が多くいました。そこでは逆に私はそのユニークな友人たちに囲まれ、受け入れられることで、自分の存在を肯定できる環境に恵まれ小学校から感じていた生きづらさや劣等感などが受け入れられ、彼らと過ごした事で今でも感謝の念でいっぱいです。彼らとの出会いが、今も私にとって大きな財産です。
しかし、社会に出てからの現実は、これまで経験したこととはまるで違いました。常識やルールが厳格に求められる世界は、私には過酷で、特に、発達障害(ADHD)と診断されたことも影響しているのでしょうが、私は不器用で、しばしば常識から外れてしまう自分に直面しました。その度に、自分が社会でどう受け止められているのか、痛感させられました。
それでも好きな接客業を通して顧客様から信頼されたり、リピートして私からラグジュアリーな物を購入して頂ける事など良い事もあり、その時ほど幸せな時はないくらい最高の思い出です。
そして、今はサラリーマンをやめて自由に生きています。それは過去に出会った友人たちに救われていたり、資産というのがある事で救われています。家族や友人達が私を支え、社会の厳しさに負けそうになるたびに、私を強くしてくれました。今も生きることが難しいと感じる瞬間も多々ありますが、彼らとの絆が私の心の中に確かに存在しており、前に進む力を与えてくれています。
お金や環境などに恵まれていたとしても、心が病んでいては何も幸せではないと感じています。
確かにお金、資産がある事は恵まれている様に思われるかもしれません(私個人はなにもありません)。心、精神的に満たされない状態は不幸だと思います。
私は今、ようやく心の病を受け入れそれと共に今後の生き方を考えている最中です。
正直、今はまだ漠然とした不安感や鬱気分が自分自身を苦しめているけれど必ずこの逆境を乗り越えていきたいと思っています。
未来の事はわからないけど、今、この瞬間を大切にして生きたいと思います。
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