防災士でも防災備蓄収納プランナーでもない、二児の母。
世界のどこかで起きた地震のニュースを見るたび、自宅の防災と備蓄の見直しをするようにしている。
年明けの能登半島での震災を受けて、また我が家の防災備蓄を考えることにした。
防災備蓄は、何をどのくらい備えればよいのか、迷いの連続だ。とりあえず水か。ガスコンロがあればお湯が沸かせるからあった方が良いか。これだけあればよいのか、足りないとしたらどのくらいあれば良いのか。
未知のものに迷って、決めきれない中にも、えい、と決断するというのはものすごくエネルギーがいる。
なぜこんなに迷うのか、ふと考えてみた。もちろん、まだ見ぬ災害に対して備えるわけだから手探りなのは大前提としてある。ただそれとは別に、
「誰のための防災なのか」をはっきりさせていないのかもしれない。
もし赤ちゃんがいるお宅なら、おむつや粉ミルクなどが必要になるだろう。
高齢者がいるお宅なら、非難の際にサポートが必要になるかもしれない。
持病がある方は、お薬を切らすことで命に係わる方もいると思う。
大切なペットがいる方もあるだろう。
つまり、防災備蓄を考える際に大切なのは、「何を」備えるかではなく「誰に」備えるのかなのかもしれない。つまりは家族構成だ。
我が家の家族構成は、私、主人、小学生の息子、幼稚園の娘(5歳)。
まずは、この4人を想定した防災備蓄を考えることとする。
今この記事を読んでいただいている、あなたのお宅はどうだろうか。