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#68【これから学校の先生になるあなたへ】災害時は身の安全を第一に
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、災害時は自身の安全確保を第一にしよう(避難所開設のお手伝いは仕事だけど、まずは安全第一で)!」
です。
教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄
【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。
避難所運営
さて、台風の規模が大きく、自主避難を選択した人もいたとニュースで見ました。
そんな中、学校の体育館を避難所にするという話がたくさん聞こえてきたので、学校が避難所として運営されるとどうなるか、を確認していきたいと思います。
まず、避難所の運営については、基本的に市町村の防災担当部局が責任を負うものです。
なので、先生がやることは体育館の鍵を開けて、避難所開設ができるための下準備をする程度のはずです。
しかし、実際はと言うと、文科省も「教員も手伝ってもらうよ」と言っています。
避難所開設
避難所運営のための準備=避難所開設には、市町村の防災担当部局があたるはずですが、地域住民が避難してくるより早く担当者が来られない場合があります。
その場合、先生による避難所開設が求められることがあります。
大規模災害の発生時における学校の教職員の第一義的な役割は、児童生徒等の安全確保とともに、児童生徒等の安否確認と学校教育活動の早期正常化に向けて取り組むこと
文科省から出されている資料をもとに書いていきますが、基本的に先生に求められていることは
・生徒の安全確保
・安否確認
・学校教育活動の早期正常化
などです。
なので、本来は避難所開設は仕事ではありません。
ただ、
a 教職員の具体的な参集・配備の在り方や役割分担
b 学校が避難所になった場合の開設や組織の立ち上げについての方法
なども確認しておくように、とも言われています。
つまり、避難所開設や運営などの協力業務は、学校がやるものであり、職務として扱われるということのようです。
個人的な言葉で意訳すると、
「避難所運営手伝った方が地域の人たちが安全に暮らせるようになり、地域の安心は子どもの安心にもつながるから、最終的に学校教育活動の早期正常化につながるよね。
だから避難所運営も仕事だよ。」
という捉え方になるかなと思います。
災害時は安全第一で
ただ、避難所開設が仕事だと言われたとしても、自身の身の安全が第一なのは変わりありません。
消防士が、まず初めに自分の身を守る方法を教わるように、自分が被災してしまっては学校教育活動の早期正常化もあり得ません。
なので、まずは自分の安全をよく確認したのち、行ける人で避難所運営の協力をするということになります。
今回の台風14号で被害に遭われた方に、
心よりお見舞い申し上げます。
アドバイス(まとめ)
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、災害時は自身の安全確保を第一にしよう(避難所開設のお手伝いは仕事だけど、まずは安全第一で)!」
です。
災害時は自身の安全確保!
ただ、学校で被災した場合などは、生徒の安否を確認して避難所開設にシフトすることもあるかもです。
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