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Photo by
yokoichi
昔の奇抜な服装をしていた自分へ
僕は特に大学生の頃、古着にはまった。
ヴィンテージに興味があったわけではなく、とにかく「人とは違う」というステータスが欲しかった。
服を選ぶポイントはどれだけ人と違いを出せるか、だから学内でも浮いていた。
UNIQLO、GU、H&Mが大好きになった今、昔買った服を見るととてもじゃないが着て街に出れない。
昔と今、何が変わったのだろう?
ここからは個人的な偏見もあるのでご了承もらいたい。
まず個性的なファッションをする人は基本的に自分に自信がないことが多いと思う。
生きていくうえで足りない自信を「人と違うわたし」というステータスで補おうとする。
その違いを外からすぐに取り入れられるのが「服」をなのだ。
ただ自信を得ようとする行動は至極当然のことだ。
何かに押しつぶされそうなとき、どれだけ自分を信じて対応できるかが分かれ道になる。
昔、僕が「人との区別」から得たものは今となっては何の役にもたたない。
大事なのは「他者との区別」ではなく「過去の自分との区別」だと思う。
今と過去の自分を比べ如何にいい方向に区別化できているか、またそれに向かって行動できているか、本当の自信は過去の自分との比較の中でしか生まれないと感じる。
見た目は凡庸、中身は自信に満ち溢れている。
そんな人になりたい。