エッセイ : 焼き芋と珈琲の朝ごはん / 男が、さつまいがを好きなのは、おかしなことなのだろうか?

甘党の僕にとって秋の味覚と言えば、まずひとつ目は栗。栗を使ったモンブラン系のケーキやタルト、
栗の渋皮煮、栗おこわ、雪見だいふくモンブランのように栗を使ったアイスクリームやお菓子等は、
僕に秋の訪れを感じさせてくれる。

もうひとつの僕にとっての秋の味覚は、さつまいも
これから冬にかけて、焼き芋が美味しい季節になる
今では殆ど見かけなくなってしまったが、子ども頃から焼き芋を売っている車が来ると、必ずと言っていいほど買っていた。
スイートポテト等の、さつまいもを使ったスイーツ
や、さつまいも味のお菓子も店頭に並ぶ。

僕が常日頃不満に思っているのが、男が、さつまいもが好きだ、と言うと、えっ?となる人がいるということだ。 男が、さつまいもが好きなのは、おかしなことなのだろうか? 特に女性が多い。
僕は、真の男女平等社会の実現の障害になると思う
さつまいもを取り巻く環境は女性に有利に出来ているような気がする。
僕は、天ぷらと言えば、さつまいもの天ぷらが1番好きで(因みに次に好きなのはカボチャの天ぷらです)、某うどんチェーン店に行った時に、さつまいもの天ぷらが山ほど置いてあったので、うどんと一緒に、さつまいも天ぷらを5つ取った。
レジの所に行くと、そのレジ担当のお姉さんは、
それを見て、えっ?という顔をして、お金を払った後も、もう1回僕を見て、結局2度見されてしまつた。
ここまで来ると、男女さつまいも食機会均等法が必要かもしれない。
場合によっては、国際さつまいもデーも必要になるかもしれない。

僕の家では、少し変わった朝ごはんを食べる時がある。夏場なら、レンチンとうもろこしと珈琲の朝ごはんだ。
僕はこういう朝ごはんも大好きで楽しみにしている
とうもろこしは、そのままでも美味しいが、バターをのせると洋風になる。
和風と言えば焼きとうもろこしに代表されるように醤油をつけるが、味噌も合う。レンチンとうもろこしに、つけ味噌をして食べても美味しい。
珈琲にもよく合う。

じゃがバタと珈琲の朝ごはんもある。あっさりと食べたい時は、さっと塩をかけるだけで食べてもいい
また、バターを使わずチーズと一緒に食べてもいい 
意外と美味しいのが、バターの代わりにイカの塩辛を一緒に食べる物。お酒のつまみになりそうだが。
この場合だけは、珈琲ではなく緑茶と一緒に食べる

新玉ねぎが手に入った時は、玉ねぎの外側の茶色の皮を剥がし、頂上部を平らにしてバターをのせ、
ラップで包み、レンチンした後、醤油をかけて、
珈琲と一緒に食べると美味しい。

塩ゆでしたそら豆と珈琲の朝ごはんも美味しい。

これから、僕の家で登場して来る朝ごはんは、
焼き芋と珈琲の朝ごはん。
もう10年位前に通販で焼き芋鍋を買い、家で焼き芋を作れるようにした。
焼き芋と珈琲はよく合う。僕の住んでいる町には、
冬になると、焼き芋カフェが登場するくらいだ。
美味しい焼き芋と珈琲を提供してくれるカフェだ。
焼き芋にバターをつけると洋風の朝ごはんにもなる
昨日、奥さんが大きなさつまいもを買って帰って来たので、もしかしたら今朝は、焼き芋と珈琲の朝ごはんになるのではないかと期待している。

珈琲の香りが漂うなか、熱々の焼き芋を食べるのは特にこれから冬にかけて、僕にとっては最高の朝ごはんだ。




#私の朝ごはん

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