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懐石わたなべ(広島)さんにて、お初釜(お料理編)

お初釜に参加させて頂きました。
30数年のブランクを経て
子離れが近づいたタイミングで
師事したい先生とのご縁を頂けて。

20代前後の数年間、
お茶の世界に魅了され
東京某区にある
表千家の先生のお宅に通っていました。

ですが20代前半
他の面からも後悔が大きい出来事が。
親の強い強い進めもあり
地元へ戻るという選択をしたのです。

(何でも自分で決めたい自立していたい
本来の性質を封印して生きていた頃です)

お茶が大好きな趣味でもあったので
地元で表千家の先生を探しました。
とはいえネット社会でなく
SNSも無く
携帯さえもポピュラーでは無い時代。
(バブル世代後半)

表千家の先生とは出会えず
無念な気持ちを引きづりつつも
諦めて趣味をお花やテーブルコーディネート
に変えました。
お花は30数年続いてる趣味となり
お花は息をする様に
お花が咲きたいであろう姿に
活けられます。

何事も遅すぎるということはなく
タイムマシーンが無い以上後悔は無駄。
子供2人が大学生になるタイミングで
真面目にお稽古を再開したいと思います。

話が反れましたが
なんとも風雅な趣きのお初釜に、
五感が満たされ
日本人のDNAが喜んでいたように思います。


懐石わたなべさんにて。

素材も調理も素晴らしい
美味しい懐石料理に感激でした。
そしてご一緒させて頂いた皆様の
お美しい和服姿にうっとりでした。


美しくお優しくセンス良く
長年茶道の修行をされていらっしゃる先生の門下の方々とは、
嬉しい繋がりも多くて。
世間が狭いことでの良い面を
感じられる場でもあります。
有難いことですね。

お軸は即中斎宗匠
表千家13代目のお家元によるもの


非常に美しく美味でした
懐石料理をご紹介

向付
<鯛昆布押>
防風  岩茸
紅白のし
山葵 二杯酢


<白味噌仕立>
亀甲蕪
凍豆腐 百合根
紅白小豆
叩き菜  蕗の墓
水辛子


温酒



煮物
<清し仕立>
蛤真丈
若布
新筍
うぐいす菜
結び柚子


掛け軸の鶴とリンクしてて。



燒物
<赤むつ>
幽庵焼き

強肴
数の子 たらの芽
花人参

強肴
<なまこ>
このわた和え

預鉢
海老芋 車海老
穴子 松笠慈姑
菜の花 木の芽



八寸
伊勢海老 唐墨和え
ブロッコリー
お多福豆
香茸
松葉打ち


箸洗
鮑 針生姜



香物。(お写真撮りそびれ)


この後お菓子を頂いてから
退席。
メインイベントとも言える
お濃茶を頂きました。
後日noteに書くかもしれません。


帰り際に出してくださった
デザート


着物コーディネートや着物ヘアについても
また書けたらと思います。

こちら着物と持ち物、そして髪型


後悔しない
後悔する暇があったら行動する
と決めてる私の自己紹介。
よろしければ
お立ち寄りくださいませ。

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