見出し画像

お粥がブームなんですって!

   こんにちは。グリーンハウスnote編集部、広報担当です。

 少し前のお話になりますが、1月7日は人日の節句。この日に無病息災を願って食されるのが七草粥です。「ぐるなび」の調べでは昨年9月までの2年間で、都内のお粥の提供店が1.6倍に増加したとか。グリーンハウスグループ(グリーンハウスフーズ)が展開する「粥餐庁」が、七草粥にも絡めてこの日、フジテレビと日本テレビのニュース番組で取材を受けるなどお粥が静かなブームとして注目されつつあるのを感じています。今回はそんなお粥についてのお話です。

朝ごはんなどで定着している中国の粥文化

   中国では3000年以上前からお粥を食する文化があった、と言われています。6000年前というお話も聞きます。このほかにも韓国やタイ、香港や台湾などのアジア諸国などコメを主食とする国は、粥を食べるようですが、特に中国は、お粥と漬物の朝ごはんが地域によっては一般的で、ケンタッキー(肯德基)の朝ごはんのセットにもお粥メニューがあるとのお話も聞いたことがあります。今回の「ブーム」の背景に朝活をする方が増えたこともあるようで、中国の習慣が意外な形で日本に広がりつつあるのかもしれません。中華粥は白米以外にも、粟や黒米などの雑穀をたっぷり入れたもの、とうもろこし、かぼちゃなどをお粥にしたもの、八宝粥というナツメやクコの実、蓮の実などが入った甘いお粥や雑炊に近いものなど多様なお粥があるのが特徴です。

海老ワンタンかゆ

                        ぷりぷり海老わんたんのおかゆ 289Kcal

本格的な中華粥の魅力をお手軽に

    米と水だけで作るシンプルな日本のお粥に対し、例えば広東風のお粥は生米にサラダ油やごま油を絡めてから、水ではなく沸騰したスープ(出汁)で「米の花が咲く(米が割れる)」と言われるまでじっくりと炊き上げることに特徴があり、本格的な中華粥を作るには手間や時間がかかります。中華街のお店などで提供されるお粥が人気があるのもそういった本物の味の魅力があるからではないでしょうか。当社グループの「粥餐庁」も1967年の創業以来54年の歴史を持つ本格中国料理「謝朋殿」の粥業態として、その系譜を受け継ぎながら、中華粥を手軽にお楽しみいただけるお店として2001年にスタートしました。20周年を迎え、フジテレビの番組では「グルメ粥ブームの立役者」と紹介をいただきました。

202101_粥餐庁_素かゆ

01_粥_ベジかゆ_1802

                               8種野菜のベジかゆ 253Kcal

健康的な食事としてシルバー施設でもご提供。

    ご家庭でもそもそも、中国料理には、病気を治す薬と食べ物とは、本来根源を同じくするもので食事に注意することが病気を予防する最善の策である「医食同源」の考え方があります。思いのほか低カロリーで、栄養豊富なことに加え、消化が良く体を中から温めるお粥は健康食の代表のような料理です。そのような健康的で食べやすい食事は、ご高齢の方にもマッチするもので、最近ではシルバー施設でも粥餐庁のお粥を提供しています。これまでは嚥下状態の悪いお客様にご提供する場合、白粥だけでは食が進まなれないこともありました。神奈川県の施設では、お正月の食事メニューの一つとして、春の最初に花開く【梅】、喜ぶとの語呂合わせで【昆布】で出汁をとり、安定の示す数字【5】にかけて5点盛りで飾った「蒸し鶏と梅ソースのお粥」を提供、入居者や職員の皆さんに完食いただきました。ご高齢者の中には玄米の硬さによってはご提供が難しい場合など課題もあり、なかなかすべての施設で皆さんにお召し上がりいただくのも難しいですが、優しくもうまみを感じられる中華粥で、健康な毎日を過ごしていただく一助になりますよう、これからも検討を進めます。

画像4

            シルバー施設で提供した「蒸し鶏と梅ソースのお粥」

ご家庭でもお召し上がりいただけるレトルトタイプのお粥もお店やネットにてお求めもいただけます。


 お店でも様々なお粥をご提供していますが、ご自宅でもアレンジいただくことで、起き抜けの朝ごはんやちょっと胃腸の調子が気になるときの栄養補給、体を温めたいときの食事、ダイエット、朝ごはんなど様々なシーンでお粥を味わっていただければありがたいなと思います。この記事のリアクションがあれば、お粥についてまた書いてみようかなと考えています。

#食と健康 #健康 #ウェルネス #グリーンハウス #社員食堂 #有料老人ホーム #粥 #粥餐庁 #中国料理 #謝朋殿 #医食同源 #薬膳



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?