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我が読書迷走微録

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迷走ばかりの我が読書遍歴を微文で紹介する記録。
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#哲学

「人生論ノート」三木清

おそらくは、哲学や倫理学も知らない中で読まされた哲学読書デビューの書籍。獄中死した著者の思考の断片が凝縮している。三木清再考の一冊。

「超訳ニーチェの言葉」フリードリヒ・ニーチェ

哲学は連綿と続く歴史の堆積ゆえに、哲学者ニーチェは難解であるが、人生論者ニーチェは精神を熱くする。狂人による至極の箴言は人生の背中を押す書。

「死に至る病」セーレン・キェルケゴール

デンマークを代表する実存主義哲学者によって、1849年に出版された革命的哲学書。
若かりし頃、瀕死の状態で貪り読み、いまだその影響は計り知れない。
人類よ、絶望してはならない。