どういう人になりたいですか？

若い人に会ったり、一緒に仕事していたりすると、
「どういう人になりたいか？」
とよく聞く。

答えは様々で実に面白い。
こういうキャリアを積みたい、こういう事をしたい、お金が欲しいとか、色々な答えが返ってくる。
その答えの全部が正解だと思うし、私は否定はしない。

その答えに応じて、出来る限り、なりたい自分になる手助けをするのが年長の役目だと私は考えている。
もちろん自分一人で出来ないことは他の人の力を借りて環境を整える。
その環境の中でなりたい自分になるための仕事をする。
もちろん、仕事上の関係なので、仕事の中での話である。

基本的に教え方やコーチングの仕方は私なのでそこまで変わらないけど、後輩が描く目的は様々なので、灯台みたいに少し灯りつけて、照らし続ける。
こうすれば、あなたが思い描く姿に近づけるのではないかと思って向き合う。
間違った方向に行きそうになれば微調整する。
その繰り返しだと思う。

最近は上司も部下も関係が希薄というか、ハラスメント等の教育が行き過ぎて、コミュニケーションが希薄だと感じる。
これさえしてくれればいいみたいな上司を見かける。
当たり前だけど、そんな適当に人を扱うといつまでたっても良い仕事ができないし、やりっぱなしになり成長しない。

いかに人の成長を願って向き合う事が大事かを痛感する。
上司ガチャや部署ガチャとはいい言葉を作るもんだ。

だからこそ、「どういった人になりたいか？」という事が大事になると思う。
部下から出たその言葉が嘘でなければ、出来る限りこちらもその言葉に向き合う事が大事だと思う。

私には「所長を追いつき追い越せるような人になりたい」という姿がある。
もちろん今の状態ではまだまだ未熟だとということを痛感する。
だからこそ、少しでも先に進むためには、積み重ねていくしかなないと思う。

この状態が安定してていいとと感じてしまうと、今の社会ではじり貧だと思う。だからこそ、少しでもいいから前を向けたらと思います。

今回もお付き合いありがとうございました。
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