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‟思考のワナ”が導く、様々な損失へと導く道のり……抜け出すことは可能か??

おはようございます!

今日も『Think right(著:ロルフ・ドベリ)』のアウトプットをしてまいりたいと思います。

僕たちが日ごろ陥っているであろう‟思考のワナ”をたくさん見つけることができました。対処法も含めて、確認をしてまいりましょう。


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6.選択のパラドックスのワナ

選択肢が多いことは、文明の発展を示すとともに幸福感を与えてくれます。しかし、それにも限度があり、一定の量を超えると、余分なものが多くなり選択をする質が低下します。

それには、3つの理由があります。

①考えることをやめてしまう

②誤った決断をしてしまう

③不満を感じるようになる

【対処】

自分の望みを整理することから始めましょう。そして、完璧なものなどないと考え、まずまずの選択ができれば良しと落ち着きどころを見つけることです。


7.「あなたが好き」のワナ

例として、トップセールスマンの秘訣が語られています。

‟自武運がその客のことを大好きだと信じ込ませること”

誰かのことを感じがいいと思えば思うほど、「報いる」という形につながりやすくなります。好感をうむ3つの条件を紹介します。

①外見が魅力的である

②出身、人間性、関心が向いている方向が自分と似ている

③相手が自分に好意を抱いてくれている

これは、ミラーリング効果とも呼ばれ、マルチ商法など悪用もされやすいものではあります。

【対処】

特に、物を買うときには、売り手の人柄で商品の価値を判断しないようにしましょう。


8.「お返しの法則」のワナ

人は何かをもらったときに「負い目」を感じます。これは、人間が集団の中で発展を遂げてきたうえでの生存戦略でもあり、リスクマネジメントでもあります。

こちらも、悪用を使用と思えば、新興宗教やNPO法人、政治家など、様々、転用ができるテンプレートとなります。

【対処】

例えば、おごり・試食・ただでもらえるなどは、原則、「お返しの法則」が働くことを考慮し、受け取らないことが推奨されます。


9.生き残りのワナ

日常においては、「成功」が「失敗」よりもはるかに目立ちます。そのため、成功への見通しを甘く見て、過大評価をしてしまうことがあります。

例えば、スターの陰に、日の目をみない100倍以上の人がいることに気が付きません。気が付いても、それを自らに転用することは難しいです。なぜなら、「成功談」のみが語られていく世界に生きているからです。

【対処】

リスクを冒さないということではありません。成功の可能性が歪められているということを認識しましょう。そのためにも、何度も「失敗」から学び続けましょう。


10.サンクコストのワナ

サンクコストとは、もはや回収できない費用のことです。

例えば、面白くもない映画を見てしまったときに、中座できないのは、〇〇円払ったからという理由付けをするときのことです。

客観的に何も意味のない時間、出資、エネルギーであっても、継続の理由となってしまいます。さらに、それらをより多く注げば注ぐほど、続けたいという欲求が高まります。

人間の心理として、「矛盾を好まない」ことも色濃く影響をします。中断をすれば、間違いを認め、それまでの経過と矛盾が生じてしまうからです。

【対処】

何にしろ、「もったいない」が理由となるならば、NGです。膨れ上がった費用の損失を無視してこそ、合理的な判断が行えます。


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昨日に続き、今日も僕たちの身の回りで経験しがちな内容が溢れていないでしょうか??

対処まで見ておくことで、日々の僕たちが陥りがちな‟思考のワナ”を回避することができそうです。回避したその先に、正しい決断がまっているのかもしれません。


ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

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講内 源太


追伸

医療/介護に従事する皆様に捧げます……新しい日の出を共に迎えましょう!!


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