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書肆ゲンシシャ/幻視者の集い
2019年6月28日 14:58
書肆ゲンシシャでは「人皮装丁本(Anthropodermic bibliopegy)」を扱っています。 スペインで1694年に出版された人の皮で装幀された書物です。中身はローマ教皇による宗教書です。 傷口を縫合しており、皮はしっとりとした質感になっています。 人間の皮で装丁された本が世界には存在しています。 人皮装丁本は世界に百冊以上あるのだとか。フランス革命の頃に殺された貴族の皮
2019年6月25日 12:58
結晶化された古の者たちの深い眠り 永遠の命を封じ込めた物質に 肉体を超越する精神の真価を知る――― 書肆ゲンシシャでは、2017年2月から、終期未定で、「永遠の命」展を開催いたします。 展示するものは「死後写真」。死の直後に、死者たちを撮影した、ダゲレオタイプを始めとする19世紀から20世紀初頭にかけての古写真です。 アメリカやヨーロッパなどキリスト教の国々で、死者たちに化粧を施し